引っ越し先の近くに、ちょっと有名なカセットテープのお店がある。引っ越し前から気になってはいたが、なかなかいけずに2ヶ月経っていた。
それが今日、やっと行けた。勢いでラジカセを買った。最高になった。
いくつかのラジカセで視聴させてもらったが、このラジカセが一番ビビッときた。普段あんまり「ビビッとくる」みたいなことはないのだけど、今回は「買うしかない!!」と思えるほどのビビッとだった。
Studebakerのカセットプレイヤー。デザインがめちゃくちゃいいし、音が絶妙に優しく、それでいてレトロな感じで最高。
電池とACアダプタ両方いけるので、キッチンで料理しながら買ったばかりのカセットテープを流していた。
カセットだけでなく、イヤホンジャックから外部スピーカーとしても使える。音質はやさしいレトロな感じのまま。
PCからつなげば、Spotifyのすべての曲がラジカセから再生できる。最高。よく聴いていたnever young beachやきのこ帝国が、違った聴こえ方で楽しめるのがいい。
あまり聴いてこなかった洋楽は、この音質との相性が抜群で、つい聴き入ってしまうほどだった。
デスクにこんな感じで配置すれば、作業用BGMがこのラジカセで流せる!!
お店もよくて、いろんなカセットテープがジャケットが見えるように置かれており、ジャケットでビビッと来たものを視聴して、そのまま買えるようになっている。
カセットテープは、曲を飛ばすのが早送りしかないので、基本全部聴くことになる。より、アーティストの意図に近い形で聴ける。
Spotifyだと、すぐに飛ばせてしまったりするが、それがないのがいい。
箱はこんな感じなのだけど、これを家に持ち帰るまでのもどかしさも新鮮だった。
最高の体験が待ってるけど、それが一時的におあずけで、けど右手の重さからその存在は感じているもどかしさ。小さい頃に据え置きゲーム買ってもらった帰り道の感覚に近いかもしれない。
カセットは、ビビッと来た時にたまたまお店の人がかけてくれたKate KirbyのCool Day Placeと、Lofi系のコンピレーションアルバムの2つ。
これから新しいカセットを探したり、Spotifyで過去に聴いていた曲を流していくのが楽しみだ。人生の楽しみが、またひとつ増えた。