今日ずっと、ゆずの「桜会」を聞いていた。2010年、自分が中学の頃に出た曲だ。
これを聴くと、当時のことを思い出す。
中学の時、はじめてドラムをやった。ゆずのコピーバンドだった。生徒会役員をやったりしつつ、友達とゆずのバンドをやっていた。はじめて彼女ができて、手すら繋がずに3ヶ月で別れたりもした。名前に「さくら」が入っていた人だったので、この曲の話になると友達にイジられたりもした。
そんなことを思い出していると、「その頃の自分と今の自分は同じなのか?本当に?」みたいな気持ちになる。考えていることも、関心も、まるで違う。スタートアップ・ベンチャー的な世界で働いている今は、当時と全く別の世界に来てしまったように思うことがある。
けど、「今日はずっと、桜会を聴いてた」とインスタストーリーにあげたら、中学の友達が反応してくれた。自分にゆずのドラムを教えてくれた人だ。この人のおかげで高校・大学と軽音の道に進み、そこでいろんな人と関わり、今の自分がある。14年経った今でも、当時の友達とこうして会話をしている。
そこまで考えて、「当時の自分と地続きなんだな」と再認識する。たまに、この不思議な感覚からの、やっぱり地続きだ。となることがある。