コテンラジオの「人生はゲーム!?僕達が幸せを感じる瞬間【COTEN RADIO番外編 #21】」を聴いた。
この中で言っていたのは、ざっくりいうと以下だ。僕の解釈も入っている。
人生は、ファミコンのゲームのカセットをプレイしている感覚。
同じ現実に生きていても、人によって、自分の時期によって指しているカセットが違う。
「お金を稼ぐゲーム」「子どもを育てるゲーム」「人間とは何かを知るゲーム」など、さまざまなゲームがある。
指しているカセットによって、幸せの定義が変わる。
「人に騙されてお金が減ってしまうトラブル」があった時、「お金を稼ぐゲーム」をしていたら不幸だけど、「人間とは何かを知るゲーム」をしていたら、新たな情報を得られて幸福かもしれない。
この視点は、いろんな新しい視点をくれる。
「自分にとっての人生ゲームのカセットは何か?」
この問いについて考えると、今の自分にとって大切にしたいもの、現時点での人生の目的のようなものが見えてくる。
「これが他人のゲームになっていると、つらい」とコテンラジオの中で話されており、とても共感した。
今の僕自身のゲームは、「自分の持ってない知識や体験を集めるゲーム」だと思った。
そして、「自分のゲームはこれだ!」と見つかったら、「じゃあそのゲームをもっとやりやすくするにはどうすればいいだろう」と考えられる。
自分の人生ゲームをデザインする
自分の人生をゲームとして客体化することで、そのゲームをデザインすることができるようになる。
僕の「自分の持ってない知識や体験を集めるゲーム」でいうと、「集めたものを可視化する」ことでゲームを進めやすくなる。
具体的には、Obsidianという知識整理ツールが大好きで、新しい概念を知るたびにそこにメモし、後から自分なりの意味を書いていく、自分専用Wikipediaのような使い方をしている。
ObsidianがNotionなどを抜いて抜群に自分にフィットしていたのはこういうことだったのかと、かなり納得感があった。
また、ゲームで必要なのは「目標やゴール」だ。「集めたい体験リスト」があると、それがクエストのような形で、どれを受注し進めるか?が選べるようになり、さらにゲームの体験が良くなりそうだ。
これは、まさにしずかなインターネットの「やりたいタブ」が似た役割を担っている。ここに書き散らしていくことは、自分の人生におけるクエストを打ち立てていくことだ。完了したら、結果報告を書いても面白いかも。
このように、自分の人生をゲームカセットに例えると、そのゲーム体験(=人生体験)を向上させるようなデザインが可能になると思った。
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あなたの人生ゲームのカセットはなんですか?もしよければ、レターなどで教えてください。