単純作業。仕事では、どちらかというと疎まれがちだし、最近では「人間がやるものではない」という風潮になってきている。(資本主義における株式会社で働く上では、そりゃそうなる)
けど、単純作業って楽しいよね。好きな単純作業とそうじゃない単純作業がある。
好きな単純作業は、大学時代にやった「ひたすらアクリル絵の具で平面構成を塗り続ける」とか「ヒアリングの議事録をひたすら切片化(ホワイトボードツールに分解して書く)」とかだ。
厳密には単純作業ではなく、「ちょっと考えながらも繰り返しの作業」かも。大学時代にやった写経とかも近い。「文字を書く」という繰り返し作業なんだけど、「どんな文字を、どう書くと綺麗に書けるか」に意識を集中させてるので、脳死でやってるわけじゃない。むしろ没頭してる。
没頭。そうか、没頭作業が好きなのかもしれない。 マインドフルネス。ぐるぐると考え込んでしまうことから抜け出す契機にもなりうる没頭。
苦手な単純作業は、むしろ作業以外の考え事しちゃってるんじゃなかろうか。デザインツールで、何かをひたすらコピペしてくみたいな作業は、「これ絶対自動化できるやろ、、」みたいに悶々とした記憶。
けど、絵の具を塗ったり毛筆で書いたりするのは、一つ一つ、集中しないといけない。ここに没頭が生まれる。
たぶん、人によって没頭作業が違う。あなたの没頭作業はなんですか?