ブルク13で鑑賞。
『キングスマン』と同じマシュー・ボーン監督作だが、『キングスマン』よりはリアル寄りの荒唐無稽スパイアクションムービーだった。
序盤を観て、主人公が書いた小説が未来を予知しているため諜報機関に狙われるという設定は、荒唐無稽が持ち味の作品とはいえ、さすがに突拍子もなさすぎでは? と思ったが、その反応も見越した上の展開だった。観客が受け入れられるかどうかギリギリのラインを狙って、時にはわざとはみ出すストーリーの運び方が上手い。
また、本筋と全く関係ないが、主人公が結局猫好きなのか猫嫌いなのかで二転三転するのにやきもきした。猫嫌いだったらいくらハッピーエンドでも気分悪いからね!
ラストの某シーンは、単に続編を匂わすというより、何が別の仕掛けを考えているように感じた。今後の展開が楽しみだ。
鑑賞後はぴおシティの「国民酒場じぃえんとるまん桜木町店」で立ち飲み。久々に脂こってりのホルモンを食べた。