横浜ブルク13で鑑賞。
過去2作も観ているが、このシリーズの「ヴェノムかわいい路線」にどうしても乗れない。見た目と中身のギャップで魅力を出そうという意図は分からないでもないが、だからといって馬鹿として描かなくてもいいだろう。それも大人の馬鹿ではなく、幼稚というか人間が想像する都合のいいペットの擬人化という感じ。もっとダークヒーローとしてかっこいい部分を出してほしかった。過去2作がダメだったら本作わざわざ映画館で観るなよという話だが、万が一面白い可能性はあるし、配信だと観る気が起こらなさそうだったので仕方なかったんだ!
本作も馬鹿の部分は色濃く出て来て、馬鹿のせいでピンチに陥るという、一番腹が立つ展開になる。自分でやってはいけないと言っていたことを自らやり出して、案の定まずい事態になるのは酷すぎる。宇宙からやって来た知的生命体がなんでそんなに馬鹿なんだ。
ラストはよくある自己犠牲を美化したような展開で、元々ヴェノムのキャラをよく思っていないせいもあるかもしれないが、特に何の感慨もない。エンドロール後の特典(?)映像はあるにはあるが、観なくても想像できそうな内容なので、あの長いエンドロールに耐えるほどの価値はないかもしれない。
鑑賞後はぴおシティの「とぼす2.0」で夕食。