T・ジョイ横浜で鑑賞。
先月観た『PERFECT DAYS』とは対極的な作品。最初から最後まで観ていて複雑な感情になることは一切ない。冒頭で主人公バーニーが死ぬシーンがあるが、「まあ最後で生き返るんだろうな」としか思わないので、何の重みもない(実際生き返る)。「つよい! すごい!」みたいな感想で観ていればよい。
バーニーの倫理観が終わってる(賭け事での負けをチャラにするために相手を喧嘩で叩きのめす、その上相手を自分の影武者として死なせる等)、核兵器を「でかい爆弾」程度にしか認識していないいつものハリウッド仕草など、よく考えると真顔になりそうな点はいくつかあるが、楽しみたいならよく考えないほうがいい。
とはいえ、核兵器の件は真面目に抗議してもいい気がする。
鑑賞後は「魚参」で立ち飲み。この店は魚介が安くて美味い。