20代のとき、当時の先輩がふと、「福田君は、人と会うのが苦ではないか?」と聞かれたことがある。
「まだいろんな人がいて、仕事でも勉強している段階なので苦ではないです」と答えると、「そうか」と。
この先輩はとても誠実、真面目な人で当時は50前後だったと思う。「私みたいに歳をとると、だんだんと人と会うのが苦痛になる。それは、われわれの仕事だとよくないのだけどね・・・。そうならないように、福田君はがんばってほしいんだな」と言われた。
40半ばになって、正直言えば初対面の人と会うのがかなり苦しくなってきた。でも、いざ会ってみると、会ってよかったと思うことがほとんど。不思議なものだ。
だから、私の今の仕事はそれが基本だから、私の仕事なのだなと思う。
ただ、自分はかなり気を遣って、自分で言うのもなんだが、かなりストレスに感じている。その最初のハードルを今後も乗り越えられるかどうか。