台湾関係の記事を編集しながら、台湾のC教授との雑談を思い出した。
このC教授が受け持つ大学の講義に、年に1、2回、「北朝鮮について、学生に話をしてくれ」と頼まれて訪台する。もう10年以上、続いている。2008年には、お話中に娘が産まれた。C教授からは、今でも「冷たい父親」とからかわれるが。
私の話を聞いた当時の学生たちの中には、今でもFBなどでつながっている「教え子」がいる。
1人は、私やC教授と同じ記者になったW君。日本のオタクカルチャーが好きで、本当は東京に駐在したいけど、いまは大陸と行ったり来たりしている。弟は日本でワーホリ滞在したことがあり、こちらも何回か飲みに行ったこともある。C教授はもともと、数々のスクープをものにしたジャーナリストだ。
もう1人は、韓国人留学生と結婚して、今は韓国に住むLさん。マレーシア出身で彼女も留学生として来ていた。韓国語もあっという間にうまくなってしまった。
さらにもう1人女性のKさん。彼女から連絡がないな、と思っていたら、台湾の外交部に入り、いまアメリカにいるという。しかも、今回の総統選挙で副総統になった蕭美琴の秘書をやっていたとのこと。蕭美琴は、駐米台北経済文化代表処の代表(=大使)から立候補した。
蕭美琴から「台湾に戻って私の秘書に」と言われたそうだが、本人はアメリカ生活がいいようで、拒否したという・・・。しかも、「彼女、台中だったか台南だったかに婚約者がいるんだけどなあ」(C教授)。
それでも、当面はアメリカで過ごしたいそうだ。女性は強い。