外国人労働者の話。
日本企業が人手不足というのは、このかた20年以上聞いている話だ。
中国人、ベトナム人、インドネシア人など呼び寄せて働いてもらうが、その処遇がひどい。日本人より低い給料、生活の場=家を用意するのも難しい。本来は企業が少しは宿所を建設したり、借り上げの部屋を用意するのが筋ではないか。
ようやくすみかを見つけても、こんどは周囲がほっとかない。ゴミも捨てられない。町内会という壁だ。「外国人は払っていない、捨てさせない」と主張する町内会があるという。
町内会費なんてわずかな金だ。払おうとすると「外国人からもらえない」
。で、結局ゴミが捨てられない。
ゴミ捨てというのは地域住民の権利だ。行政に言うと、「町内会が行っていることで口が出せない」。
違うだろう。彼らは納税者なのだ。納税者の権利には行政がきちんと答えろ。
地方自治体にも外国人の相談に乗る部署ができているが、そこの部署以外で本当に生活に必要な部署は外国語ができる人いない。外国人にうまく対応できない、うまく通じない、理解してもらえない(理解してもらおうという努力もしない」。あー、めんどくさい。外国人の言うことにはすべてノーで答える、というところあるらしい。
なにがおもてなしだ。気配りだ。平等・公正だ。あまりにもなさけなく、この話を聞いた山手線で落淚してしまったぞ。