東日本大震災と娘

ryuayaoyaji
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夕食をとりながら、ふと娘と私と二人になった。NHKのニュースが能登半島地震関連のニュースを伝えていたので、娘に「東日本大震災のときのこと、覚えている?」と声を掛けてみた。

娘は当時、まだ3歳にならないときだったので、当然「あまり覚えていない」という。

当日、私は東京・恵比寿で取材をしている途中に地震が来た。その後、たまたま目黒までのバスが来たのでそれに乗り、目黒から当時住んでいた品川区戸越銀座まで向かおうとした。

家族は多分大丈夫だろうと思っていたが、目黒から自宅に近い東急・武蔵小山駅まで小1時間ぐらい歩いたところで、偶然、嫁と会った。電動自転車の前に娘、後ろに息子。

よかった、よかったと思い、家族はそのまま自転車で、私はそのまま武蔵小山商店街を歩いて自宅に戻った。

その後、福島第一原発があやしいというニュースが流れ、その1時間後、ふと家を出てみると、マンション前の中原街道に人の列。

そんな話をしたが、娘はあまり関心がないのだろう。ただ、「学校で地震とか来たら、先生の言うことを、家でだったらおかーさんの言うことを聞いて、猫さんの面倒も頼むね」とだけ伝える。

@ryuayaoyaji
猫さん第一主義者。50代半ばのおやぢ。