「起業家って実際なんでそんなストレス高いもんなん?」
地元の友人にお仕事を説明する中で出てきたセリフ。意外と答えに窮するというか、自分や似た人の問題と原因を簡単にはつまびらかにできないわけで 思い出したのが「NIOSH 職業性ストレスモデル」
ストレス反応を引き起こすような、職場におけるストレッサーについて整理・分類した枠組み 「仕事のストレス要因」を見ても分かりづらい言葉もあるため、博識な友人(やや間抜けなところも愛らしい)GPT-4に聞いてみた 「Hey GPT!仕事のストレス要因について、もうちょい詳しく教えて!」
*********GPT-4の回答*********
※下線は山田が「起業家に有意そう」観点から主観で引いた
仕事の特性と要求:
作業量の過多または不足
作業の一貫性やルーチンの欠如
作業の難易度や複雑さ
緊急性の要求
身体的リスクや危険性
仕事の組織と管理:
管理スタイル
コミュニケーションの不足や不明瞭さ
人事ポリシー
組織の文化や価値観
変化の管理
社会的要因:
チームワークや社内コミュニケーション
社会的支援の可否
職場での対人関係
仕事の役割:
役割の曖昧さ
役割の葛藤
責任範囲
キャリアの問題:
昇進の機会の不足
職業的不安定性
職業成長の機会の欠如
環境条件:
作業環境と安全性
装置や資材の不足
ワーク・ライフバランス:
仕事と個人生活のバランス
家庭や社会生活への影響
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なんと23項目に対して、15くらい 65%くらい もちろん業界や事業内容、個人的要因のあれこれはあれど、だいたいこんな感じちゃうかなァ
うつ病ないし一定期間の抑うつ体験のある起業家・経営者の話を聴くと、だいたいは「まさか自分がうつになるなんて、思ってもみなかった」と口をそろえる それはわかる 好きなこと・やりたい挑戦を自己決定しているし、そもそも「メンタル強め」自認も多いし
ただ、ストレス要因の65%くらいの要素がリスク高めに散らばった環境で働くというのは、頭で考えるより相当大変なことなんちゃうかと、改めて思う
唯一の救いは、起業家・経営者は基本的に他のどの職業よりも自由意志を行使できるはずだというところ ストレッサーリスク要因が多いならば、積極的に介入すればノンストレスどころかポジティブ要因にも変えうるということ 会社規模や持ち株比率のような「コントロール可能性」に影響与える要素はもちろん多少あれども、根本的には自由だ 自由なはずだ
自社で自分のストレッサーになり得る項目は改めて凝視する 「緩衝要因」の社会的支援も目に止まる 誰かの助けで緩衝できるならば、そういう助け合える社会もわりかし素敵やな またひとつ頑張る理由ができた!