フェルマーの最終推理

連続殺人事件を追っていた探偵のフェルマーが殺された。頭部から大量の血を流して倒れているのが事務所で発見された。彼は死の間際に自身の血を使って数式の様なものを書き残していた。フェルマーが残した数式、それはきっと犯人を指し示す重大な手がかりとなるダイイングメッセージだろう。犯人自身に見つかっても意味がわからず消されない様に数式に見立てた暗号文によって書き記されたそのダイイングメッセージを解き明かせばきっと犯人に辿り着くことが出来る。そうフェルマーはすでに犯人へ辿り着く推理を完成させていただのだから。