しずかなインターネット

日記やエッセイにちょうどいい
文章書き散らしサービス

ログイン

お題:食べ放題

s81
·
公開:2026/8/28

食べ放題とは、己との戦い。

ペース配分。量の配分。食べたいものを、どれだけ食べられるか。たくさん、満足するまで、食べられるか。それでいて、お腹を壊さず、気持ち悪くならずに、気持ちよく終えられるか……。

そんなに多くの量を食べられない私にとって、食べ放題とは、そういう戦いです。

父と妹とも、そういう共通認識があります(父は別にめちゃくちゃ食うが)。なので、3人で食べ放題に行くと……なんか、雰囲気が“共同戦線”って感じになります。和やかな家族の会食ではない。全員、真剣。

食べ放題は、戦いだ。

特に、「食べたいメニューをすべて食べる」尚且つ、「食べ過ぎない」というのは、私にとって最大の課題です。このふたつのバランスをとり、両立させなければなりません。かつ、食べ放題の終了時間も考えていきます。ペース配分、メニューの取捨選択、そして取ると決めたメニューを、どれだけの量取るか……。

特にメニューの取捨選択は重要です。食べたくないものでお腹を埋める食べ放題ほど、悲しいものはありません。

でもこの間、恋人(めちゃくちゃ、食べる!)と食べ放題行ったら本当に軒並み頼んで軒並み食べてて最高に見てて気持ちが良かったな

でもまあ基本的には、食べたくないものでお腹を埋めたくないですから、メニューは取捨選択するものです。

そして戦闘経験を積むうちに、共同戦線を張る父娘3人の間には、暗黙の了解があるようになりました。

頼んだものを他の人に押し付けない。

もちろん、分け合うのはいいことです。まあもう一皿頼めばいいっちゃいいんだけど。しかし、食べきれるか怪しいとき、なるべく人に押し付けないというのは、結構大事なことだと思います。自分が食べ切れるか怪しい時、相手もまた、食べ切れるか怪しいのだから……。もちろん共同戦線ですから、本当にピンチになったらみんなで助け合いますけども。おのこしは、ゆるされないため。

とか言ってますが、私、恋人(めちゃくちゃ、食べる!)には完全に頼り切って結構押し付けちゃってますね……実力差がここまで大きいと話が変わってくる……かも……(甘えてるだけかも)。

ところで食べ放題チェーンにもいろいろありますね。我が家も、しょっちゅうではありませんが、そこそこ、行く時があります。

父娘3人で集まる時も食べ放題、行きがち。(父が、よく食べるため)

せっかくなので、食べ放題チェーンひとつひとつへの思い入れも語ってみたいと思います。

焼肉きんぐ

焼肉きんぐの真髄は、〆のそうめんにあると思っている。

もちろん、お肉、美味しいです。食べます。たらふく食べます。お肉を焼いて、食べて、熱々のご飯もかきこんで、焼いて、火加減を見て、食べて、また焼いて……

今焼いたばかりの肉。ごはん。スープ。熱々のメニューが熱々で提供され、食べるほどに体が温まります。そもそも目の前で火が燃えているのだから、その熱もある。夏場のクーラーの下だろうが、体はどんどん熱くなっていく。

そして、その熱も最高潮という頃に……冷たいそうめんを頼む。

この、焼肉きんぐのそうめん。本当にキンッキンに冷えて提供される。それをツルッとすするときの、熱い体に冷たい麺がすべりこむ、爽快感たるや……。この瞬間のためにきんぐに来たんだ、と私は毎回思っている。

熱いものは熱く、冷たいものは冷たく提供する。料理においてとても大事なことだと思う。焼肉食べ放題では、殊更にその温度が効いてくる、だからこそ、きんぐが輝くのだ……。

ぜひ今後も、温度を大切にした商品の提供を行なっていただきたい。

ちなみに恋人の初きんぐにご一緒したら、網の上でバターごと焼き芋を炙る「しあわせおさつバター」に「やわもちアイス黒蜜きなこ」を合わせて食べだして驚愕しました。初来店でこの技を!? 食べ放題を楽しむ才能に溢れすぎている。惚れ直した。

というかきんぐ、サイドメニューの完成度が全体的に高い。やわもちアイス黒蜜きな粉も、安心と信頼の井村屋。めっちゃうまい。

しゃぶ葉

しゃぶ葉に行ったら絶対にやること、わたあめ。私はしゃぶ葉のわたあめをガチる成人です。真剣にわたあめを仕上げたら、後ろで待ってた親子連れに「上手ですね……!」と言われてめちゃくちゃ恥ずかしかったこととかある。

しゃぶ葉自体は、大抵は「昼ごはん抜いて16時くらいに行って一番安いランチメニューでたらふく食って夜兼用とする」スタイルで行くことがほとんど。もちろん品数が多ければ嬉しいけど、なんだかんだ豚ロースコース、十二分に嬉しい。野菜に関してはわりと偏食で、細切りのネギとキクラゲしか食べないことに定評がある。いつも私が野菜をとってくる担当なのでネギとキクラゲを大量に持ってきて大量に食べている。この間妹に任せたらいろんな野菜を持ってきてくれて、そうしたら驚くほど野菜に食指が伸びなくてウケた。肉だけ食ってた。

好きなスープは赤チゲ味噌だし。+150円で、六角や棗、リュウガン、クコなど薬膳材料を浮かべた「薬膳風火鍋だし」に強化できる。これがうまい。

そういえば、お酒につける用の棗やクコがダダ余りしてるので、家でサムゲタン風スープ作りました。食べると驚くほど汗が出るスープに仕上がりました。不思議!

しゃぶ葉の話に戻ると、デザートはいつも白玉団子にチョコチップとチョコソースをかけたものを食べている。白玉団子は別で置いてある餡子と合わせる想定で置いてありそうなのだが、意外とこの「白玉チョコチップ」、やってる人が多いらしくて面白い。おいしいんだよね、カリカリもちもちで。

私が若く、愚かで、就職したてで、自分で金を稼げるという全能感に酔っていた頃、家族をタンしゃぶフェアに連れて行ったことがある。ランチで5000円を超える。かける、人数分。酔いが覚めた。

ブロンコビリー

しゃぶ葉同様、「昼ごはん抜いて16時くらいに行ってランチメニューでたらふく食って夜兼用とする」スタイルで行くことがほとんど。でもこのおかげか、普通の飲食店ががら空きの時間帯もほぼ満席なんだよな、ブロンコもしゃぶ葉も……。

高額なステーキメニューよりも、ハンバーグの方がうまい謎の店。やたらうまい、ブロンコおじさんのがんこハンバーグ……。挽肉がものっそい粗挽きで、「肉を食べてる!!」っていう幸福感の強いハンバーグ。米もうまい。米の量は大中小と選べるものの、食べ放題ではないのはちょっと寂しい。選択ミスると死ぬしな(量で)

そう、ハンバーグや米は食べ放題ではない。サラダバーがついているタイプの食べ放題だ。とはいえサラダ以外のサイドも豊富。デザートも色々ある。

私はそれに目もくれず、ひたすらロメインレタスを食うのが恒例行事となっている。

ロメインレタスだけ山盛り4杯食べたりしている。

このあいだロメインレタスがサラダバーから消えて絶望した。

ちょっと後に行ったら復活してた。よかったです。

こうして書いてみると、「野菜以外のメニューをできるだけ色々食べたい」に対して、野菜の偏食が目立つな

これはあはちゃんのおやさい偏食ぶりを捉えた貴重な画像

デカボウル、全てパプリカ

家でこれ食べようとしたら600円くらいしない!? 別に原価厨じゃないけどこういう贅沢ができるのも食べ放題のいいところよね。

@s81
言葉は膚、わたしとすべてを隔てても、あなたに触れるよすがであれ。