前巻でフェルディナンドが去ることが確定しての21巻だったので、読むのちょっとつらいなぁとか思いつつも読み始め、案の定号泣でした。
リヒャルダが「坊ちゃま」とお呼びできなくなるのですね…とかきっとそんなこと言うシーンがあるんだろうなぁとか読む前に想像してたのだけれど、やっぱりあったなー。未婚だからこれで十分だみたいなこと言ってたもんな。描写自体は短いワンシーンだったけれど、もっともぐっと来たシーンかもしれない。もちろん、マインがフェルディナンドに祝福贈るシーンもよかったけれど。
どうも単なる主従の垣根をこえた絆みたいのに弱いんだよな(リヒャルダとフェルディナンドは直接の主従関係じゃないけど)。ヴァイオレット・エヴァーガーデンでも、姫と王子の婚約に関する話で最後のほうで描かれた、姫とそのそば付きの絆あふれるシーンはもっとも印象に残ってるしな。(名前はわすれてるけど 笑)
次巻からローゼマインとフェルディナンドの絡み見れなくなるのか、ベンノとの絡みもめっきり無いし、、この二人のような関係値をだれと築くん?って不安になるけれど、はてさて。