コーチャビリティ

s_sasaki_0529
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今日始めてコーチャビリティなる言葉を聞いた。最初に音を聞いたときは紅茶ビリティかと思って、何かの比喩とかそういうものだと思った。

そしてコーチングをする側の話だと思ったが、どうやらされる側の話らしい。コーチャビリティが高いとは、フィードバックを受け入れられる能力を指すとか。

1on1 などで適切なフィードバックを与えることに関するノウハウや知見というはよく聞くが、受け手側に言及した言葉もあったとは驚きだ。

フィードバックといえば、ポジティブなフィードバックとネガティブなフィードバックがある。前者についてはあればあるだけ良い。大抵の人は褒められるのは好きだし褒めて伸びるタイプだと自分では思っているだろう。

一方後者であるネガティブフィードバックは難しいものだ。人によっては受け入れがたいものもあり、反発感を抱くことさえある。しかし、成長と学習の過程においては、このネガティブなフィードバックが非常に重要であるとも認めざるを得ない。コーチャビリティはそこからいかに学びを得てアクションに繋げられるかの指標のようだ。

私自身は例に漏れず、ネガティブフィードバックを受けるのが苦手だ。言われる前は身構えるし、言われればだいたい傷つく。さらにはフィードバックをくれた相手は自分のことが嫌いなんだと思いさえする。そこをなんとか割り切って、少なくとも表面上は平気なふりをして具体的なネクストアクションに落とし込んで改善を目指す。でもやっぱり心に傷は負っている。

辛うじてなんとかなって、実際成長もできている自覚はあるけど、これはコーチャビリティが高いのか低いのか難しいところだ。