「暗黒館の殺人」

s_sasaki_0529
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読んだぞ〜〜〜〜〜〜

一作前の「黒猫館の殺人」を読んだのが2023年の8月らしいので、そこから半年も経過していた。次に「暗黒館の殺人」とかいうめちゃくちゃ長い作品があることが見えていたので億劫になってそこで止まっていたようだ。

いざ読んでみると、正直1巻はまぁまぁキツかった。非常に細かい情景描写がず〜っと繰り返されてなかなか話が進まない。(これも意図的で伏線まみれであることは後に気づく)

1巻が一番時間かかったと思う。1巻終盤で話が動き出して、2巻以降を本屋に買いに行ってからは本当にあっという間っだった。特に先週末の3連休はほとんどこれを読んでた。2巻を1日で、3巻は2日ぐらい、4巻もほぼ1日で読み切るぐらいのハイペースで、こんな長い小説を自分は楽しく読めるんだという自信にもつながった。

例によって、この手のミステリーは感想を書くだけでもかなりのネタバレになってしまうのでここでも書かないが、「暗黒館の殺人」に対して長さのせいで読めずにいる人がいたら、是非とも1巻終盤まではどうにか頑張ってほしい。

館シリーズは (別レーベルの番外編を除くと) 既刊は残り1作、「奇面館の殺人」だけとなった。その次の最終章となる作品は現在執筆中らしくいつ世に出るかはわかったものじゃないので、一旦は奇面館の殺人が最終章ということで、また少し間をあけてから読もうと思う。