読書は紙か電子か。どちらか一本に振り切っている人もいれば、本の種別や用途によって使い分けてる人がいるだろう。
私は長年にわたって、その使い分けがブレにブレて、紙の本も電子書籍も一貫したルールがなくそれぞれ積もっている。
そういう背景から、以下の記事でも書いたように紙の本の大量断捨離が必要になることも数年に一度発生している。
いい加減、確固たる使い分けの基準を定めて運用したいと考えるようになり、上記記事では以下のような宣言をした。
今後の方針は、原則として小説のみを紙の本で購入し、それ以外(技術書やビジネス本) は電子書籍とする。長らく電子で買ったり紙で買ったりをその場の流れで決めていて分散してしまっているので、強い意志でこの方針にする。
ということで早速実行に移すべく、2月も半ばになろうというのに今年1冊目の技術書を電子書籍で購入した。それについては読了後に改めてアウトプットするとして、ここでは久しぶりに電子書籍で技術書を読み進めている感想を残しておく。
いつでもどこでもすぐに読めるというメリットはあまりにデカい
直前に読んでいた箇所をすぐに開けるのも便利
蛍光ペンや、それに対するコメントの記入が容易で、さらに振り返りやすい
今更こんなところにまとめずとも、電子書籍の短くはない歴史の中でほとんどのユーザーが感じてきたことだろう。
というか紙の本のメリットが物質的な所有ができること以外にはほとんどないと思う。だからこそ、小説だけは収集欲と、それを本棚に並べるインテリアとしても機能するように紙で書い続ける意思決定をしたのだと思う。
とはいえ方針確定後の技術書はまだ1冊目なので、これからまたしばらく電子書籍を続けて、また高速手のひら返しをしてしまうかもしれない。
技術書を紙で買いたくなってしまったら、この記事を思い出そう。