弊チームではモブプログラミングを開発の中心的なアプローチとして採用している。
基本的にはスクラムスプリントに積み上げたタスクを、作業可能なメンバーでモブを組んで順に消化する。
最近は各人が新たな目標設定をしなければいけない時期ということもあり、モブの集まりが難しくなり、各々空いた時間にソロワークをすることが増えている。これ自体は時期的にそういうものなので別に良いのだが、いざ久しぶりにソロワークに集中するまとまった時間を過ごすと、やはりモブとソロの違いを再認識する。
モブプログラミングのメリット・デメリットというのは様々なところで語られているのでここでは割愛するが、自分はそれを充分に理解した上で、やっぱりソロワークが好きだと感じる。
周囲に一切気を使わず、自分だけの世界に潜り、自分だけのルールに基づいた試行錯誤を重ねて自己解決していく。これを繰り返していくことはまさにプログラミング(あるいはエンジニアリング) の醍醐味だと思う。
もちろんモブプログラミングを通じて、自分の視野を広げられること、知見を寄せ集めて大きな問題を打破すること、そしてコミュニケーションそのものの楽しさはある。だがそれでもソロワークと比べると、煩わしさを感じることは少なくない。
おそらく前職で過ごした5年間のうちの後半を、基本的にソロワークで課題解決する類の仕事をしてきた影響だろう。チームで一丸となって前に進むという経験が薄いのだ。事実、それが転職理由の一つでもあった。
そういう意味では、今の仕事はチーム一丸でのプロダクト開発という、前職でだいぶ離れてしまった類の仕事に取り組めているので満足度は高い。モブプロはまさにそれを突き詰めたアプローチなので、前職で不足していた経験を一気に補えていると日々感じる。
だがそれでもやっぱりソロワークが好きだ。
ここまで思うがままにキーボードを叩いてしまったので、結局何が言いたい文章なのか全然わからなくなってきた。
しずかなインターネットの毎日更新を継続中のため、ネタ切れに抗うためにこのような駄文を書き散らすことが今後も増えていくだろう。
そういうときは、支離滅裂な文章でも構わないから、なんとなく心の片隅で感じていることを無理やり吐き出すと良いかもしれない。