家族3人共風邪気味で外出自粛中だったが、ふとチャーハンを食べたいと妻が行ったので、餃子の王将の出前を取った。
たかだか中華チェーン店の出前で、2人分合計しても3000円程度の支払いでもあるが、以前ならこんな選択を取ることはなかっただろう。家にあるもので済ませるか、せいぜいコンビニやスーパーにさっと買い物に行く程度で出費を抑えていたと思う。
なんとなく最近、こういった気軽な贅沢を気軽に選べるような心境の変化が起こっている気がする。
それは昇給だったり、不労所得の増加だったり、金銭面の都合ももちろんあるが、お金を稼いだり増やしたりすることよりも使うことに対して意識を向けるように変わっているように思える。
このあたりの考えは1年以上前に「DIE WITH ZERO」を読んだときに培われていたのだが、読んだ直後と比べると徐々に影響は薄れていった。
そんな時、友人と遊んでいた際にこの本の話題になって色々と思い出し、それについて話し合った結果再燃してきたように思える。
チャーハンが食べたいと思った時ぐらい、ちょっと良い外食を気軽にできるような意思決定ができる状態を維持していたい。