リモートワークが中心である以上、当然 Zoom や Google Meet、あるいは Slack のハドルといった、オンラインミーティングを日常的に使っている。
その際にWebカメラをオンにするのか、しないのか。これは組織の文化だったり参加メンバーの人間関係だったり、ミーティングの内容によって変わってくるだろう。
前職では個人差はあれど、観測範囲ではカメラはあまり付けていなかった。自分自身も付けていなかったし、それにあわせてか他の人の付けずにミーティングすることがチラホラあった。もちろん 1on1 のような対面での面談に近いような構成の通話においては付けることもあるが、それでも全体として付けないことが大半だった。
対して現職では、逆にほとんどのケースでカメラをオンにする。少人数の場合はもちろん、10人を超える大人数でのミーティングであっても付ける。
これは入社直後は前職との違いから以外さがあった。一方でリモート勤務前提でジョインした自分にとっては、関係者の顔を見ながら身振り手振り表情付きで会話して相互理解できるのはありがたかった。
カメラを付ける場合と付けない場合、それぞれメリデメあるなぁと思ったので、改めて言語化して整理してみる。
メリット
たまに物理で会うときに備えて顔と名前を一致させられる
表情から反応を伝え合うなどボディランゲージが使える
大人数の場合に、誰が参加しているかひと目でわかる
一時的な離席の際にカメラをオフにするだけでその意図が伝わる
デメリット
通話アプリ上に移る自身の映像が気になってしまう
適当な格好、姿勢ではいられなくなる
一時的な離席の際にカメラをオフにする必要がある (メリットと表裏一体)
子供が近くにいる時に気を使っちゃう
アプリによってはカメラを付けるだけでやや重くなる
以上から考えると、結局これもカメラをオンにするべきミーティングとオフにしても良いミーティングの要はバランスおじさんに思えてくる。具体的には、ディスカッションが中心のミーティングにおいてはオンに、モブプロのように共有した画面の映像を見ることがほとんどの場合はオフにするあたりが良さそうだ。