入院三日目

sabanoshioyaki
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手術が終わり、管が色々繋がっていて寝返りを打てないしお腹は痛いしあまり眠れなかった。三時間おきに看護師さんが血圧と体温と血中酸素飽和度を測りに来てくれて、それで時間の経過を感じた。

採血もした。ただ前日の昼から一切水分を摂っていないため血流?が悪く、三回もやり直した。採血した箇所も内出血して、今も黄色いままだ。水分はちゃんと摂らないとこういうことにもなる。

午前中はベッドから降りて歩く練習をした。ベッドから起き上がる、横になる動作がまあまあ痛い。お腹を切っているからである。こういう動作の時に腹筋を使っているんだな~と身をもって知った。身体を起こすのがしんどいので、食事の際はベッドのリクライニングを起こし、旦那が家から持ってきたぬいぐるみをお腹に乗せて、クッション替わりにしてお盆を乗せて食べた。

三日目の食事。普段家では副菜など作らないので、小鉢があるのが嬉しい。デザートにいちごやマスカットが出るのも嬉しい。

それから、主治医の先生から手術の顛末を聞いた。先生は終始申し訳なさそうに説明していたが、私はその間ずっと寝ていたので、はえ~そうだったんですか~とあまり当事者の気持ちになれなかった。それよりも今身体に繋がっている管を全部外したいという気持ちが勝っていた。

尿道カテーテルとお腹のドレーンは午前中に、点滴は午後に外れた。まだお腹が痛いものの手足の自由になり、ホッとして、この日は21時に寝てしまった。