「風来のシレン6 とぐろ島探険録」を買った。今晩から始める。
過去作で私がプレイしたことがあるのは風来のシレン2だ。何のきっかけで買ってもらったのかは忘れたけど、随分とはまった。
「不思議のダンジョン」とつくゲームは、基本的にダンジョン内で倒れてしまうと持っていたアイテムを全て失う。倒れてしまう以外にも、敵の攻撃を受けたり地雷の罠で吹き飛ばされたり誤って投げてしまう等でアイテムを失くしてしまうタイミングはたくさんある。手塩にかけて強化した武器だって関係ない。武器を入れていた壺をワナで転んで割ってしまい、慌てて中身を拾っているとにぎりへんげがやってきて、大切な武器を無慈悲におにぎりにされる。
ダンジョン攻略に何時間かけたところで倒されてしまうとすべておしまいなんだけど、そのヒリヒリ感がやみつきになって、世間ではN64からゲームキューブに移行しているのにずっとプレイしていた。鬼ヶ島の23階で開幕モンスターハウスを引いてしまいボコボコにされ最期はパオパ王ーンに殴られて終わってしまうまでは。
シレン2は本編(城建設、鬼ヶ島攻略)よりもクリア後の要素(5つもある隠しダンジョン、モンスターを捕まえての動物園作り等)が充実しているのに、本編もクリアできなかった体たらくなんだが、私の中では楽しかったゲーム体験として残っている。
エンターブレインから発行された攻略本もボロボロになるまで読んだ。登場アイテムやモンスターが網羅されており、制作会社であるチュンソフトのクリエーターへのインタビューも載っていて非常に読み応えがあった。
そういうことがあって風来のシレンは良い思い出としてあり、しかし勉強や生活が忙しく3以降の作品は触れるタイミングが無く、チュンソフトもスパイクと合併してスパイク・チュンソフトとなりダンガンロンパシリーズが当たって風来のシレンシリーズはしばらく制作されてこなかったのが、14年ぶりにめでたく新作が出た。私もある程度ゲームに時間を割けるようになった。
20年以上ぶりにプレイするのでだいぶドキドキしている。