20代の時にめっちゃ思ってたこと。
「30代のおばちゃんって、文句ばっかり言うやん。私は絶対そんな人にならんぞ。」
30代なう。わりと文句ばっかり言っている。私も立派に仲間入り。やったね!!
自分がその場所に立って、やっと分かることがある。
20代の私と同じ気持ちを持っている人に向けて、「なぜおばちゃんは文句ばかりか」を解説してみたい。
理由1:口に出した方が得
20代の頃までは、「我慢した方が得」な気がしていた。
他人のことを悪く言うな。自分が変わればいい。
学校で習ったような、自己啓発本を実践しているだけのような言葉を信じていた。
ただ、人生経験を重ねて分かったことがある。自分の意見を言わずに黙っていると、明確に損をする。
それが顕著なのが仕事。文句(=自分の意見)を言えない人は、ちょっとずるい人達に仕事を押し付けられる。
「真面目に頑張れば報われるよ」なんて昔言われた気がするけど、大人の世界でそんな環境はマジで少ない。
超まじめで仕事ができる人たちが、メンタルを壊していく例をたくさん見てしまった。
自分を守るために、言うべきことはちゃんと言おう。20代の10年間で学んだこと。
理由2:文句の質が変わる
20代の頃、私が守るものは自分の心と体だけだった。
急な残業や飲み会になっても、誰にも相談せずに決められる。まぁしょうがないか、くらいの気持ちで。
待ち合わせで遅刻されてもドタキャンされても、適当にその辺をぶらぶらして時間を潰せるだけなので我慢できた。
結婚&出産で、家族が増えた30代。
特に小さい子が家にいると本当に大変。夜の予定が変わることなんて許されない。
少しでも残業になったら、延長保育料を取られないように、保育士さんに迷惑をかけないように必死で迎えにいく。
友達に遅刻された時は「私は家族の予定必死に調整して来たのに…」という気持ちになってしまう。
自分だけでは調整できない時間が増えてきて、ついつい文句に繋がっている気がする。
理由3:体調が悪い
Q:突然ですが、30代女性の厄年年数をご存知でしょうか?
A:6年
やばくね??10年のうち6年って、酷くね??
私は、厄年=身体を壊しやすい年だと勝手に思っている。かなり諸説ありそうな気がするけど。
ちなみに、その前の厄年は19歳前後。これも諸説ありそうだけど、昔の女性の出産年齢に近い気がする。
私自身も、周りを見ていても、体調を崩すことが明らかに増えてきた。
歯茎が痛い
腰が痛い
産後の不調が治らん
この3つはマジで聞く。20代の頃よりも全然聞く。
体調が悪いと、何をするにも普通よりしんどい。防音効果が全くないレオパレスに住んでる状態と同じ。
レオパレスとタワマン、文句を言わずにずっと住めるのはどっち??という話。※なお、どちらも住んだことない。
まとめ:文句ってそんなに悪いことじゃない
同級生に聞いて回ったこと。「歳を重ねて良かったことは??」
「生きるのが楽になった」と全員が言っていた。
まぁ確かに文句も増えたけど、許せることや諦められることも増えた。
経験を重ねて、「世の中こんなもんだよね」と思えるようになった。
20代の頃は、文句=悪いことだと思っていた。もちろん、質の悪い文句もあるのでそれは言わないように心がけたい。
ただ、ほとんどの文句は、自分を守るための手段。30代になって気付けたこともたくさんある。
適度に楽しくグチを言いながら、気楽に生きてみたいなぁ。おわり。