3歳の長男が、ホワイトデーのチョコをくれた。人生初。夫と一緒に買いに行き、自分で選んだそう。
めちゃくちゃ嬉しかったので、忘れないうちに書いておく。
「おかあさんへのプレゼントは?」が止まらない3月10日
お菓子はみんなで食べるもの。という意識が強い長男。オレのものはオレのもの。お前のものもオレのもの。
3月9日にチョコを買いに行き、その日はおそらく「お母さんには内緒ね」という約束を守れていた。(もしくは、チョコの存在を忘れていた。)
3月10日、日曜日の午後3時。おやつの時間に急に思い出したらしい。
「お母さんのプレゼントは??」
今食べるんでしょ?ねぇ、ぼく食べたい。の意味を思いっきり含んで、ずっと言っていた。
これだけなら、私は全く気付いてなかった。でも隣を見ると、すごく焦っている夫がいた。「それ内緒にしてほしかったなー」
あ、なるほど。
このまま押せば食べれると判断した息子は、ずっと畳みかけてきた。プレゼントは??プレゼントは??
気まずい雰囲気の中、3/14まで隠し通すつもりだったらしい夫をちょっとだけ恨んだ。無理に決まってる。
「じゃあちょっと早いけど食べるか!」と言って、2つのチョコを持ってきてくれた。ありがとう。感謝感謝。
「はい、これ」と息子から渡されるのを待っていたけど、もう彼の頭には食べることしかない。早く開けて欲しくて、自分では持とうとしなかった。
長男が選んだらしいチョコを、とてもとても温かい気持ちで受け取った。ありがとうありがとう。
彼がハマっている、アンパンマンチョコと同じ棒に刺さっているシュールでおしゃれなチョコ。私好み。感性が一緒。最高。
「ちょうだい!!!」これはお母さんの物だと前置きした上で、おすそ分けねと渡した。将来の食い尽くし系予防。
美味しかった。味も間違いなかったし、初めて選んでくれたプレゼント感が更に美味しさを爆上げしてくれた。
さて、次は夫が選んでくれたチョコである。わが家では、ここ数年「私が嫌いないちご味のチョコを買ってくる問題」が発生している。
最初にきちんと伝えたけど、忘れて買ってくる。数年続いて、長男妊娠中にブチギレてしまった。なのに、次の年も買ってきた。去年は免れた。
今年はさすがに…と思ってたけど、やっぱりやってくれた。悪い意味で期待を裏切らない男。
「あなたが苦手ないちごも入ってるんやけど、これどうぞ」
↑マジで意味が分からないので、誰か通訳してください。
夫の存在は頭から消し去り、長男のチョコを全力で楽しんでいる。
仕事の休憩中に食べると、「よし、頑張るぞ!!!」的な気力が身体中から湧いてくる。
一緒に買いに行ってくれた夫。意味もわからずついて行った次男も含めてありがとう。感謝感謝。おわり。