ドラゴンボールからはじまった「作る」という人生

sadakitchen
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鳥山明氏が亡くなられた。

言わずと知れたDr.スランプ、ドラゴンボールの作者で、その作品は日本だけでなく世界中の様々な人に影響を与えたひとだ。

自分も例に違わず影響を受けた一人で、小学生の頃は悟空やベジータをよく模写したりしていた。転校することが多かった自分にとってドラゴンボールの模写は友達を作るきっかけであったし、絵を描くという純粋な楽しさでもあった。最初に買ったコミックスもドラゴンボールで20巻ナメック星に行った頃ぐらいだったと思う。

その楽しさが初期衝動となり、クリエイティブ業界に身を置くきっかけにもなった。成長するに従ってドラゴンボールとは縁遠くなってしまったけど、ふと思い出して時々見直す作品になっていた。たくさんの漫画を読んでいても、原初たるドラゴンボールは自分のアイデンティティを語る上で外せない作品だ。

子どもが生まれた今思うのは、子どもたちの大事な作品は何になるのか?ということだ。その作品が人生の手助けになるようなものになればいいなと思う。