前回の日記から1ヶ月が経った
結婚、引越し、卒園の3月に、入学と副業を始めた4月。心にはいつもsizuがあったものの、なかなか筆が乗らない1ヶ月だった。多分、MacBookを開いたらダメなんだと思う。メカニカルキーボードの上では綺麗事しか書けないので。ということで、今日はベッドで横になりながらiPhoneで一生懸命に文字をフリック入力している。別に忙しかった訳ではない。忙しいフリをして、実はずっと家にいて、自分がやりたいタイミングで本業をし、副業をし、ご飯を食べ、子どもと遊び、たまに料理をし、家事をし、ベランダで家庭菜園を始め、三体とThe Bearとブラッシュアップライフとヨシヒコとサンドランドと水ダウを見る毎日であった。安定していて、自分としては幸せなのである。
それは人のため?それとも自分のため?
先週、稼働を短くして、妻とニコタマで映画『オッペンハイマー』を観てきた。本を含め予習はキッチリやったつもりが、実験のところで襲ってきた睡魔には負けてしまった。本当にしゃばい。したがって、ノーラン作品の面白さをフルに感じることはできていないが、最後のアインシュタインの言葉だけは心に残った。みんな自分のためなんだ、というセリフだったと捻じ曲げて解釈しているが、そう感じたのも無理はない。自分が、自分の美しさのためだけに考え、行動しているのだから。あとひとつ考えれば、それが自分の美しさには繋がらないということを再確認して、今日は終わりとしたい。30目前にして、ないものとしていた自己嫌悪が湧き出ている。