カントー地方に住んでいるので、例のごとく積雪予報によって早めに上がってヨシ!となり、そそくさと帰った。横浜駅で降りてそごうへ向かう。以前、安住紳一郎の日曜天国で「台風警報が出た後にデパ地下へ行くと惣菜がたたき売りされており、それを分かっている早上がりした社会人たちが狩りに来る」と言った旨を話しており、それ以来悪天候になるとつい足が百貨店へ向かってしまう。
そごう:10~20%引きや、3セットでXXX円という売り方。もう販売員も買う側も慣れている感じだった。お菓子コーナーは普通に「17時から限定販売やります~」と言っていてバレンタインデーのままだった
ポルタ:普通に営業している。フルーツピークスは流石に空いていた
ルミネ:16時半で既に閉館していた。判断が速い。好感度が上がる
FOOD&TIME ISETAN:ゴンチャとミスドがすごく混んでて何故!?と近寄ったら休校になった高校生や大学生が列をなしていた。奥のフードコートではノーパソで仕事をしている社会人が多く、惣菜も値引きされていない。途中から魚屋さんが値引きシールを大量に貼りだしたけど、この店は普段から結構値引きしている。
ここで働いている人達は外の降雪具合を見たのだろうか。休憩中に見ていれば良いけれど、何も外の状況が見えずに働く姿を見て何かを思わずにはいられなかった。
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さて、先日年度末を迎えた。一年間お疲れ様でした。上司に恵まれ、一番ストレスフリーで仕事が出来たかもしれない。で、2月頭に年に一度の式典があり、普段は死ぬほど適当な服装なのだがこの日は一応人間らしい格好をしないといけないので準備が必要だな……と1月末に思い出した。
式典の2日前、閉店1時間前のルミネに駆け込みヘアバレッタとイヤリングを買う。
その前日、昼間に上司から「そう言えばさがんさんはXX賞で表彰されるから」とハンバーグを食べていたら急に告げられ、閉店30分前のルミネに滑り込みトップスを買ったけれど、靴とスカートを買う時間がなかった。
当日、出勤時に買ったばかりのバレッタを落としたことに会社に着いてから気がつき落ち込むも、先輩が髪を結えてくれたので無事ことなきを得る。調子づいたエドワード・エルリックみたいな髪型になった。
まあそんなこんなで、ありがたい賞を頂きました。本当にありがとうございます。皆様のご協力のおかげです。やはり表彰されると、来年ももらってやらあ!という気持ちになる――というのは最近芽生えた感情で、新人の頃からちょこちょこもらっていたけれど「えっあっ、私がですか?良いんですか?ありがとうございます……」という心境がメインだった。顧客に嫌われたり失望されるのが嫌だから仕事を頑張るスタンスだったので、そこからだいぶ歳を重ねたなと思う。欲張りになったな~。表彰される人も毎年顔ぶれがほぼ決まっているので、みんな野心があるなと思う。先に昇格した後輩がいるのだが、聞いたところ後輩は毎年受賞しているらしい。興味がなさすぎて気が付かなかった。恐ろしい後輩だよ。こんな大層なこと言ってますが、大きい会社ではないのであしからず。
去年、部署をまたいだチーム対抗戦をして、それもありがたく勝ったのだが、その4人チームのうち私含む3人が表彰されていたのでそりゃ勝つな……と思った。まあ私は特に何もしてないけど。人に恵まれた。
私も一応人間をやっているので大それた賞をもらうということで緊張し、午後の式典前に昼食を食べる気になれず、すきっ腹で酔うことを恐れたが式典後の懇親会では同卓が役員ばかりの席で全く酔えず、二次会では先輩達が酔っぱらって冷静になってしまい、三次会でやっと少し気が抜けた。珍しく全部記憶がある。やっぱ私は気心知れた人達と気楽に飲んで記憶飛ばすか寝るくらいがちょうど良いかもしれない。