2024.6.1(誕生日の抱負めいたもの)

ごぶさたのしずイン。月日会の日記はなんとか続けているもののしずインに転記する元気がなく……

それもこれもオンタイムで日記が書けていないのが原因。書けなくなることは疲弊のサイン。とは言え筋トレ的に何がなんでも書く、くらいの意気込みでやっていきたい気持ちもあるので、ちょっとだけ無理してやっていきたいところ。幸いにも仕事はちょっと落ち着いてきたし誕生日の節目だし、立て直すなら今しかないな、と思いながらこの日記を書いている。

ということで誕生日。ひとつ前に住んでいた街で昼から焼肉を食べ、お気に入りのケーキ屋さんで小さなケーキを2個買ってもらう。

まさかの某マラソン大会(ハーフ・ペア参加部門)の抽選に当たってしまったので新しいトレーニングシューズと、ついでに切らしていたファンデ、気になっていた香水、父の日のプレゼントなどを注文する。そのほかはだらりと競馬を観たり本を読んだりの普通の土曜日。

さて、誕生日。インターネット上で文章を書き始めてからずっと、誕生日にはその歳の抱負めいたものを書き残してきた。なんだかんだもう12回目になる。

32歳は「自分に飽きない」「好奇心を錆びつかせない」の2つがテーマ。父からの誕生日祝いのハガキに書かれており、なんだか心に響いたのでそのまま採用することにした。

というのも先日、自分への誕生日祝いにかこつけて新しい指輪を買うために訪れた先で、自分の好きなものを選ぶことや、自分で理解している自分の幅を越えたものを選ぶことの難しさを痛感したばかり。別件で年齢による可能性の狭まりも感じていたので、なんとなく息苦しくなっていた。

「自分に飽きない」ということは、自分の可能性を自分で諦めないということではないか。自分だけがわかる小さな挑戦でもいい。挑戦することで感情を動かして、まだやれる、もっとできると思える自分でいたい。社会的な縛りや肉体的な衰えはあれど、いまの自分だからできることはあると、誰よりも自分が信じてやらなくてどうする、という話である。

そして、挑戦の種は好奇心。確かにこの頃、何事も「自分らしさ」の名のもとにちょっと守りに入っていたな……という自覚もあったので、改めて、心のアンテナを立て直していきたい。

そのためにも、書くこと・演奏することを自分の核としてもう一度育て直したいなとも思っている。表現の術がそれしかできないので、拙くてもちょっとずつでも、磨き続けることは辞めないでいたいですね。

おまけ①過去の抱負めいたもの

読み返すとその時の思い出がわーっと蘇ってきて毎年ちょっと泣いてしまう。

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21歳はシンプルに、地に足つけて夢空高く、好奇心の赴くままに過ごす。

22歳は21歳の自分の良かったところを上手く拾って、新しい自分を作っていく。

23歳は22歳の迷走も無駄ではなかったと実感しつつ日々を充実させる。

24歳は何があっても立ち止まらず、考えることや行動することを止めないようにする1年にする。

25歳は自分のことをもっと知って、これから先の人生を機嫌よく軽やかに生きていくための準備をしたい。

26歳は、自分の脚で歩いていくために、何か予測できないことがあったとしても、自分が自分の最強の味方でいられるような心を保てるようになりたい。

27歳は心と身体の健康第一に、他人と自分を比べすぎず、自分の情熱を周りに伝えることができるようになりたい。

28歳は「愛と向き合う」、他人ではなく自分自身が持つ心の揺らぎ、「愛」を見つめ直したい。

29歳は「成果を求めない時間を大切にする」、少なくとも仕事以外のことは、何かを得るためではなく自分のベストを尽くすという姿勢を大事にする1年にしたい。

30歳は「弱点と格闘するための土台を作る」、「自分なりに日々成長することに焦点を当てる」ことに集中して取り組むことから始める。

31歳は「『いつもの自分』を整える1年」にしたい、心穏やかでいられる術を身につける、子どもの頃に想像した自分とはだいぶ違うけど、穏やかでいられることに感謝して過ごしていく。

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おまけ②誕生日のマイギフトの指輪

mmm jewelryのD ring(4本目)。50本くらい試着した末に選んだちょっぴり挑戦のリング。夏の太陽に透けるコーヒーみたいな色味と、子供の頃に大好きだったアクリルビーズみたいな形にメロメロになったのが決め手。大人っぽさと子供心の両方があって、手元を眺めるたびに嬉しくなる。