萌え袖以上、萌え袖以下

saimaru
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35歳になった今、新しい発見を得た。

わたしは無意識に「萌え袖」をしているみたいだ。ここ半年で突っ込みをいただく機会が増え、いよいよCEOからも指摘を得た。

度重なる指摘から育まれた自意識からか、今日も萌え袖をしていることに鏡に映る自分をみて気づいた。ハッとなった。

しかし、萌え袖とはなんなのか。単に袖が長いだけでは萌え袖にはならない気もする。重要なのは、袖の長さではなく、萌えを与えられているかどうか、ではなかろうか。

ともすれば、わたしは少なからず他者へ萌えを放っていた、となるのだろうか。うむ、違うだろう。

萌え袖以上、萌え袖以下。その境界は果たして何を分け、わたしたちに何を問うのだろうか。