詳細は避けますが、日本公開されてないアレを観ました。
小学生の頃に父親から(なぜか)貰った「核ーいま、地球は…」って講談社のビジュアルブックに心を奪われ、厨二な時期を原爆関連書籍を読んで暮らした過去があります。
正直、その頃から「直接被害を被った側」としての視点で立つ日本人ではなかったのだなとは思うものの、今回のこの作品は完全に「アレ作った人の伝記的内容」なので、なんで日本への投下について描かれていないって騒ぐのかはわからん感じだった。(だって投下そのものは知らなかったんだし)(その危険性については危惧しつつも、無いといいな…くらいの道徳観念だとしても)
美化してると言ったら、そのくらいの美化、日本も山ほどしてるでしょうとしか言えない。
音もいいし、見せ方もいいし、(いろいろハメられた感ありつつ)最終的に主人公は勝ったようなもんて展開は映画として美味しい内容だけど、実際は誰も勝ってないって残酷さも良い。
突然愛国心剥き出しにして騒ぐタイプの人じゃなかったら、普通にお薦めします。良い映画でした。
あと、最後までロバート・ダウニー・Jrに気付かなかった…(この人見たことある、どのドラマ出てたっけ?って思ってた…)