何かが分からない時に、「どうすればいいですか?」とか「何をやればいいですか?」ってどうしても聞きがちだけど、それでは良い答え(求めるクオリティの答え)が返ってきにくいなと感じる。
自分の意見を先に伝える。とにかく、調べて調べて調べて、考えたものをいっぺん出す。そのムーブを挟むことで、相手からもらえるフィードバックの質が上がるのだ。
それは自分のパッションが相手に伝播するからだと思う。
「〇円あるので使い方を考えてちょうだいね〜」と言われると、相手も丸投げされているように感じて真剣に考えてくれない。「私は〇円をいくらといくらといくらに分けて、これをこういう優先順位でやりたいが、おたくとしてはどう思うか?」「私はこう考えたが、このプロセスにおかしいところはないか?」というふうに投げないといけない。
筋のいい意見を最初から出す必要はなくて、たたかれ台をつくる。たくさんの人に意見を聞いてたたかれて、どんどん案を進化させていく。
カンニングOK・相談OKの世界に生きる人に必要なのは、自分で答えを出す力ではなく人から助けてもらうためのパッションを見せる力だと思う。