手放せないでいたものに気付く

夏の季語
·

ずっと手放せなかった。「自分はダメだ」「このままの自分じゃ愛されない」「もっと〇〇して〇〇できるようにならなきゃ」と自分を追い立て続けてきた。

そうやって自分を追い詰めることでしか改善はないし、改善しないと愛されないと思ってきた。

でも本当は違うかも。私が〇〇を仮にできるようになってもその人は私のことを嫌いなままかもしれないし、〇〇ができないままでもあの人は私と仲良くし続けてくれるかもしれない。現に〇〇できない私と親交をもってくれているのだから。

そうやって考えていくと、自分を駆り立ててきたこの欠乏感、なにか足りていない感じは、手放してよいのかも。

自分を無理やり追い詰めて休日もゆっくりできない私でいるのは益がない。せめて休日くらいは、誰からも何からも責められない自分でいよう。

@sairai
秋生まれだけど夏が好きです。「夏の季語」を集めています。