この間描いたイラストの感想戦。
このイラストのメインのぬいぐるみが思ったより目立っていない。
あるあるの一つ「全身を収めてしまいがち」が発生しているからだろう。ラフから下描きに移る前に、どのあたりを切り取るか、を考えたほうがいいな。
構図を考えるとき、キャンバスの長方形にどう収めるか、という意識になっている気がする。「画面外にも広がっている風景をカメラで撮影する」イメージのほうが、表現の自由度は高くなりそうだし、説得力があるイラストになるのかも。
髪がムズい。
苦手だ。髪の束を意識するのが難しい。影を塗るときもどうすればいいかわからず、本を参考になんとか。顔にかかる髪にはほんのり肌の色を乗せると透けている感じが出せるらしい。なるほど。
髪についてはまだ知識も経験も足りないな。
服の影は思ってるよりはよかった。
小さい影ばかりに気を取られてしまいがちなので、今回は大きめの面を意識した影を塗った。ぴっちり気味の服なので細かい影はあんまりできないだろうというのもあり、これは想定よりなんとかなったかな。太もも、後ろ側の影はちょっとカクカクすぎるか、ボディラインに沿ってるなら滑らかになりそうだ。
ぬいぐるみの質感を出したかった。
影をもわもわさせるのを頑張ってみたが、それなら影以外の部分にももっともわもわを散らしてあげてもよかったような気がする。
線画を細く、もしくは色をなじませるべきだったか。質感がマットだから、輪郭線は際立たない。
エアブラシはほんのりを意識した。
ハイライトの周り、ぼんやり明るくするのとか、頬のピンク色を塗るときのエアブラシはあくまでほんのりに留めることを意識した。これはよかったんじゃないかな。一回目の塗りのときに強くなりすぎて不自然になってしまったので気を配ってみた。
とりあえずこのぐらいにしておこう。まだまだ反省点はいくらでもあるんだろうけど。
模写のほうの感想戦もしたい。先に、その線画を使って塗りの練習もしてしまおうか。