ネタバレ箇条書き感想
・ムゲン様硬すぎる。あれ笑っていいとこだよね?「このキャラすごく強い」ということを表現するための演出手法はいろいろあると思うけど、直立不動でめちゃくちゃ硬いまま浮いて移動するっていう表現は初めて見た(何度も見てたまるか)。1では最低限の動きだけでスマートに攻撃を仕掛けたりかわしたり、見惚れるほど鮮やかだったので、2ではどんな戦いをするのかな…と思ったらなんなんだ、なんだったんだ。ナタ様Tシャツが実際に販売されていて「防弾チョッキ」と呼ばれてるらしく笑った。あんなふうに全ての戦争を終わらせてくれ…
・シャオヘイが何か食べてるシーンが大好き。食べ物はデフォルメされた絵柄でリアリティがあるとは言えないのに全部美味しそう。なんでこんなに美味しそうなんだろうという疑問には私なりに答えを出しているが企業秘密にしておく(?)
・ルーイエがかっこよくてスタイルもよくて素晴らしい。目が赤くなるのとか、エンタメサービスをわかっていすぎる。最後の回想、「泣いていいよ!泣いていいよ!」って心の中でずっと唱えてしまった。つらすぎる。そして最後のセリフがとても可愛らしくてよかった。ロシャオヘイのキャラって最終的にすごく素直な気持ちを表してくれるところが心地よい。あと、大人がちいちゃい子に優しいとこも好き。
・庇護対象に見えるシャオヘイがめちゃ強くて大人たちがびっくりするシーン、あ〜〜〜スカッとする〜〜〜〜。枷を外してパワーアップしたり、シャオヘイは主人公としての美味しい部分を全て持っている
・脇役キャラが全部いい。これだけたくさんの脇役を出すのって大変だと思うんだけど、みんなに好感が持てるようになっててすごい。かといって大袈裟な特徴があるわけじゃなく、ちゃんと地に足がついてて、彼らには彼らの日常があることが仕草や言動から窺い知れる。1でも思ったけど、「この世界でのメインはあくまでも日常であり、映画化されてるのは例外的な非日常の部分」っていう印象がすごくある。「日常アニメの番外編」感がある。実際そうなのかな?たぶん映画より前に放送されたWEBアニメが日常アニメなんだよね確か。映画でもキャラの日常が随所に垣間見れるのがとても楽しくて、すごい量の裏設定が眠っている感じがワクワクするし、制作者さんも「あるにはあるけど勝手に読み取ってね」って任せてくれてる感じがありがたい。
・甲乙が可愛い。黒髪一つ結びの目つき悪い少年に目がないので甲のビジュアルは当然刺さった。乙の膝ぽんぽんしてるところがよかった。こういうさりげない描写でキャラの関係性が窺い知れるのがいい。甲が兄弟子らしい…いいですね。2人ともちょっと弱くて情けない感じだったけど羽生えた時「わー!!!」ってなった。人間なんかよりずっと強いんだろうな、とわからせられたというか。甲は「クールな性格で頭が切れる」という設定らしいけど、出し抜かれてたりするせいでそういう印象があまりない
・シームーズ様最高に好きだった。糸目の強い石田彰。優雅で素敵だ〜〜。ロシャオヘイ、見た目と実年齢が一致してないから若い見た目の強キャラがバンバン出てきておもしろいし師弟関係も見た目があまり当てにならなくて意外感あって好き。
・楽しそうに偽物ムゲンを殴るシャオヘイがこの映画のハイライト。あんなに仲良くおてて繋いだりしてるのに、鬱憤たまってたんだな。動画、俺にも見せてください
・そう、ムゲンとシャオヘいの仲良しっぷりがさりげなく強化されていて、そのさりげなさがよかった。ナチュラルに手を繋ぐとことか。
・ムゲンの口調、1より可愛くなってない?「うん」が多くて可愛かった。そんで最後めっちゃ硬いから余計笑う
・出てくるキャラのキャラデザがいちいちよくて追うのが大変。あの目隠れの強そうな女性ぽい妖精さんのことをもっと知りたいし、長老会議みたいなのにいた女性も一体なんだったの…
・ナタ様の強キャラ感が大好き大好き大好き〜〜〜。風火輪に乗ってムゲンに対峙するナタ様すっごいかっこよかった。あれ見たさでもう一度劇場に行きたいくらい。ただ…ナタ様のことずっと女の子だと思ってて、1見終わって調べた時男の子だって知って、そりゃあナタクがモデルなんだから当然男なんだろうけど…でもなぜかその記憶が消えてて2でもずっと女の子だと思ってて、まだ気持ちが切り替えられない。俺女のナタ様…。ナタ様の戦い、早すぎてあんまり見えなかったからもっと見たい。ナタ様の部屋がヨギボーのある現代部屋でよかった。ロシャオヘイって現代が舞台なのにちゃんと中華ファンタジー感あって不思議な世界観だよなあ。すごく難しいことをやってるんだろうな。
・実は、ストーリーがちょっと難しくてあんまり理解できてない。
・ロシャオヘイ、膨大な背景設定があることが仄めかされていて、それってどこでどう入手できるのかよくわからず。とりあえずコミックスが出ているようなので買うか…と思っている