秋の夕暮れ、暖かく、締め切りに追われている。もう10時間作業×20連勤みたいな状態でヘロヘロだが、連勤は11月末まで続く予定だ。完全にコミティアのせいである。商業休載無しでコミティア新刊は思ったよりきつい。でも楽しいのでやる。12月は土曜を休むと決めている。
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昔カメラメーカーで働いていた時、「頭の棚卸し」と呼ばれる作業があった。頭の中のことをばーっと書き出してやるべきこと・やりたいことを把握しましょう…みたいな狙いだったと思う。私は頭の中が非常にうるさい日があり、どえらい量の棚卸しをしていたが、今もアナログノートなりインターネットなりで文章を書きつけるのが好きだ。ノートに思うままの思考を書きつけることを最近では「ジャーナリング」というらしい。「書く瞑想」だとか。俺はよく知らないカタカナの言葉を胡散臭く感じてしまうし「書いたら瞑想じゃないんじゃないの…」と思うのだが、新しい言葉に希望を見出し歓迎する心理もよくわかる。ジャーナリングと呼ぶかどうかはさておき(呼ばないわよッ)、方法としては自分に合ってる気がしたので最近A5のノートを買って朝書き殴るようになった。なぜか毎回「おはようございます」と書いてしまうのだが一体なんなんだろう。
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Blueskyが好きだ。でもTwitterを追われた人たちが新たなTwitterを求めてBlueskyにやってきているような気がして少しだけ寂しくも思う。俺だって最初はそうだったから偉そうに言えないのだが、でもBlueskyにはBlueskyの良いところがたくさんあって、「検索結果のピン留め」であるフィードが私はとても好きだ。かなりの数のフィードをピン留めしていて、気ままに眺めている。知らない人のなんでもない日常が淡々と流れてくるのが良い。流れてくるとは言っても、最低限自分で流れの中に入る必要があるので、その辺のバランスも好きだ。最近はフィルムカメラのフィードを見ている。
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脱稿したら先日買ったトラベラーズノートを開ける予定だ。トラベラーズノートとは一枚の革に専用の薄いリフィル(ノート)を挟んで使う手帳のことだ。いろんなリフィルが出ていてカスタマイズが楽しいのが魅力とのこと。すでにリフィルだけ何冊か買って使い始めているが、サイズ感やリフィルのページ数(64p)が良く、ネタ帳にしている。今まではNotionというアプリにネタを溜めていて、タグをつけて管理できるところが便利なので今も使っているのだが、紙のノートだと「調べ物」感があり楽しい。探偵みたいだろ。