コミティアという一次創作即売会に出た。来てくれた方本当にありがとうございました。楽しく嬉しく良い思い出になった。新刊をどうしても出したくて仕事原稿の合間にやりグッズも新作で2つ出したしポスカも4種類出したしよく頑張ったと思うが今は疲れがどっと来た。繰り返しになるがコミティア楽しかった!!!!んだけど始まる前も終わった後も「やらなきゃいけないこと」があまりに多すぎて楽しいという感情と並行してかなり苦しく、特に「在庫を数える」「売り上げをきちんと確認する」そういった数字に纏わる作業がかなり苦手ということもあり泣きながら終わらせた。手伝ってくれる家族がいなかったら投げ出して肉など食べに行ってたと思う。感謝してもしきれない。
「やるべきこと」をまずスケジュールの中に詰め込みその合間に「やりたいこと」を細々とねじ込むような感じで最近は暮らしているが「やるべきこと」も最終的なゴールは「やりたいこと」であるはずで、そこを意識しないと潰れてしまうような気がするのでもう少し頭を切り替えていきたい…と思う。仕事の原稿はまさにそれで、漫画を描くのは大いなる喜びだが締め切りの存在で少し義務的な側面が強調されてしまう。結局は人生を遊ぶために仕事をしているので仕事も遊びの一つだという意識は持っておきたい。責任やプレッシャーは遊び仲間といってもいいのかもしれない。
今続けることができている「やりたいこと」といえば欠かさず「朝は窓を開けて空を見る」というものだ。これは紛れもなく義務も責任もプレッシャーもない一人きりの「やりたいこと」だと思えて嬉しくちょっと泣けてくる。AM4時の空が朝なのか夜なのかは議論の余地があるが健全な睡眠から目覚めて見る空は朝で間違いない。朝なのに真っ暗で月が綺麗なのは幸せなことだと思う。