詞:時間旅行

詩と詞
·

一歩進むと貴方も一歩進むから

恋も嵐も吹かない時に

どうしてそんなに悲しいこと

はじめての詩として書いた夜

踏み込めない言葉が熱を帯び

あらわれる度、抱えきれずに

なんてこと!だと思わないで

もう1人の私、見ている

その素直さにブルーが混じる

誤魔化した話をしたい

立ち止まる度、眩しくて目紛しい生活

重なる文明 優しさだけは

奪わないで 困ってしまうくらい

理由になる 静かに決めたことばかり

特別な指先で教えてよ

もう見せても大丈夫なこと

地上区間で手を振って

結んだリボンを解いて

遠くなっていく あの日々を見た

頼りない揺らめきを消して

守られる約束を誓うよ

@sakiii
檸檬というユニットで作詞作曲をしています。