詞:blue

詩と詞
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私が私にしてあげられることは

丁寧に髪を乾かしてあげること

くらいしかない

白檀の香りを

夢に忍び込ませるように

マッチを擦る(ライターは怖くて)

ボゥ...とついてヒュッと消えて

「それじゃ、またね」と

電話を切って、寝不足のまま

新しい朝を迎えに行く

貴方の声はとても優しかった

それがとても寂しかった

伝えずに閉ざして・歌にして

飛んでった気持ちごと

また誰かに届いてほしくて

同じ色をしてるから

近くて遠くて見たくないから

嫌になるよ

走り抜けたいだけだよ

ただ風が頬にあたるのよ

もう一度、追いかけてもいい?

やめとけば良かったなんて

口にすれば楽になるのかと

思ってた

@sakiii
檸檬というユニットで作詞作曲をしています。