川沿いの道を歩けば
羽を乾かす水鳥の朝
閉じ込めるように見つめてる
素知らぬ顔で飛び立つだろう
ずっと遠くに旅に出られるのなら
僕はこの場所を選べるだろうか
何が起きようがきみは変わらず
この街で生きるのでしょう
見つかる予感が無くちゃ
羽ばたく理由を探してる
凍った橋の上で光が反射する
手を繋ぎたかったことも
言えなかったのに
川はただただ流れていく
言いたくはない話を
しようとしている時の目を
きみはしている
僕もそうだ
辿り着く先はあの日見た海か
誰にも奪われやしないよ
どれが始まりかわからないような
毎日で
光はきみだったと思う
僕はまた考えてしまう
心に羽根を育てて
また今日も続く日々に
身を投じよう
跳ねる水飛沫が煌めいて
貴方の目に映るでしょう