アイスブレイクはミーティングの始め以外にも必要ではないだろうか？
ミーティングの始まりには雰囲気を和らげる工夫をしても、30分や1時間という限られた時間内でのミーティングでは、重要な要件を決定し、次の行動計画を練らなければならないため、議論はしばしば真剣なものとなる。できれば和やかな雰囲気を保ちながら進めたいが、冗談を交えると話が本題から逸れやすくなるので、バランスを取るのが難しい。特にオンラインミーティングでは、予定時間が終了するとすぐにビデオ会議が終了し、ツールを閉じることが多い。
オフラインでのミーティングが終わると、参加者は会議室を移動する際や、次の会議までの休憩時間に談笑することが多かった。ミーティングでは真剣な話題が中心になるため、その後のこのような軽い会話の時間は、互いの気持ちを確認し、関係を修復する貴重な機会となっていた。
一方、オンラインミーティング後にアイスブレイクは行われず、「どう思われただろう...」といった内省に陥りがちで、ひとりで考え込んでしまうことが多い。このため、オンラインミーティングの終わりにアイスブレイクを行うことが、より重要になるのではないだろうか...。