最悪な気分で目が覚めた理由を、薄暗い布団の中で考えていた。初夢初分析。
他者との比較と他者からの評価を死ぬほど気にしているし、常にその呪縛にもがいている。まったくもってがんじがらめられている、ということだろう。
外側を飾って、飄々とした性格を装っており、それがいかに薄っぺらいかを自分で分かっていながら、そうではない、そんなはずはない。と常に確認せずにはいられない。
虚勢を張るためのSNS。肯定され関心を得て感心されるための投稿。応援という名のタップの乱打で、他者からも触ってもらわなければ不安で仕方がない毎日。
これは、いかん。
この会場にいたら、このループからは抜け出せない。洗濯物のように延々と回り続けるだろう。自分で動いているような気にはなれても、振り回されているだけで、タイマーが切れるまで、それに気付かずに老いて死ぬだろう。
これは、いかんよ。
ありがとう赤身の肉。今年は少し変えてみます。とりあえず今から。