リスペクトとは何かを考えながら働いていた日々より

サック
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公開:2025/12/12

この記事は 東葛.dev アドカレ 2025の 13 日目の記事です。

地域コミュニティのアドカレに投稿するにしては、割と重めの記事にしすぎて、これでいいのかと言う思いはあります。。

リスペクトとは何か

皆さんはこんな疑問を持ったことはないでしょうか?

「リスペクトとは」

上記の疑問には、「リスペクトとはそもそもなんなのか?」、「なぜ必要なのか?」、「どうやって実行するのか?」 などリスペクトに関わる様々なポイントが詰め合わされています。

果たして皆さんはリスペクトについて深く理解し、日頃実行できているでしょうか?

正直私は、巷でよく言われるリスペクトって大事だよね〜と言う発言に対し、なかなか "腑に落ちず" にいました。

この記事は、腑に落ちずにいた時の感情や思考を思い出しつつ書いたものです。

まとまりがなかったらすみません。

また、本記事は抽象的な内容を多く含むので、色々想像しながら読んでいただけると大変ありがたいです。

リスペクトとは何かという疑問を持つまで

もちろん私も最初からリスペクトについて考えていたわけではありません。というかそんな哲学的なことを深く考えながら仕事をしているわけでもありません。

きっかけは些細なことですが、自省の習慣の中で生まれました。

業務・プライベートの中で様々な課題に当たることがあります。それらを乗り越えるたびに自信と経験を培います。そこで身についた自信がたまに過信になり、いわゆる調子に乗るという状態になることもあります。

その状況でこう思ったことはないでしょうか?

「なんでみんなこうやらないんだろう?」

「なんでみんなこうできないんだろう?」

文字ベースで見ると傲慢で、謙虚さがない考え方です。しかし、普段謙虚で自分にそこまで自信を持たれていない方であっても自分を低く見積もっていそうなので、逆に上記の感情を持つ可能性は 0 ではないと思います。

それくらい誰であっても持つ可能性のある感情かと思います。

ただし、この「なんでやらないんだろう」のような考えは、特定の面でしか周りの人を評価していないこと、見れていないことなんだなと気づき反省しました。

よく考えなくても分かる至極当然のことですよね。しかし、自分が打ち込んでいたり、得意な事ほど、周りを見る物差しの基準が変わってしまう気がします。

確かにこれ自体は悪いことではないように思います。なにかに取り組んだら、その何かに対する見方が変わるのも、自分の中での基準が変わるのも当然ですよね?

ただし、それを他者に強要するといいことはないですし、その尺度のみで人を見るのは良くない気がします。

今改めて考える。リスペクトとは

日々思考法みたいなものをよく考えますし、この記事でもリスペクトについて色々な視点や感情を混ぜ込んで書きました。

改めて最初の疑問に立ち返ってみましょう。

「リスペクトとは」

今の私にとってリスペクトとは、「相手を相手のまま見る」ということだと思っています。そんなの当たり前じゃん。そう思うかもしれませんが、これが意外に難しい。

私が言っているのは、相手を過度に上や下に見るのではなく、相手は相手という存在でユニークな人生を生きてきたんだなとフラットに見ること=リスペクトをすることだということです。

本記事冒頭の方で リスペクトを推奨することやリスペクトというワードに対して"腑に落ちない" と書きました。しかし今考えると、私の中でリスペクトというものがとても価値あることだと思っていたからだと思います。とてもプラスの感情で相手を見ることだと捉えていたのです。

リスペクトしようと学生時代からよく聞くものの、それは具体的に何をどうすることかっていうのは習った記憶がないです。そんな中で、自分はリスペクト=とてもプラスな視点で見ることだと思い込んでいた節があります。リスペクトという英単語は尊敬するという意味で習いますが、いやそんな簡単に相手を尊いものだと考え敬えるもの?とも思っていました。

そんな認識の状態で、リスペクトが大事だよ、リスペクトしようと言われても、いやリスペクトって無理やりするものではなく、自然と生まれるものじゃんと思っていました。自分自身も尊敬は尊敬されるような行動をしてこそのものだと思っています。

そんな時期を経ながら考え続けて分かったのは、仕事においてリスペクト=尊敬とただ結びつける必要はないなということでした。無理にマイナスやプラスに相手を見る必要はありません。

相手をそのままフラットに見て認めること、ただそれだけでいいですし、そうすることで相手との歪みのない関係を築くきっかけを作ることができます。

もしかしたら周囲の人がよく口にするリスペクトが大事と言うのは、そもそもこのフラットに認めようと言うことだったのかもしれません。

終わりに

一度でもリスペクトとは?や周囲が口にする言葉に違和感を持ったことがあれば、この記事の内容に共感いただけるかもしれません。

しかし、あくまで私はこのような時を経て、今はこのような考えに至ったよと言うことなので、一意見として捉えていただければと思います。

このリスペクトについては割と長期間頭の片隅にいて考え続けていたので、上司や会社からすれば、いやその分仕事をしてと思われかねなさそうです。。しかし、結果的に周囲の言葉を鵜呑みにするのではなく自分で考え続けて良かったなと思います。

今後も腑に落ちないことがあれば色々考えて自分の意見として昇華できればと思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

@saku0109
そこら辺にいるITエンジニア