〜〜新聞紙よ またいつか〜〜

saku2
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今日塾があったので行ったんだけど、家でてすぐ右手側に「何か」が散乱してたんです。今日は風が強い。ゴミ袋からゴミが溢れ出したのか?だかそれにしては違和感が…。

そのとき 気づいたんです。

新聞紙がバラバラになって散乱していることに…!!!新聞紙の構造って、紙をいいかんじに重ね合わせているだけだから、風にバッラバラにされていたんです。私はバラバラ殺人事件の現場を目撃したのだ…。(家の前が現場の中心っぽい!すぐそこに広場てきなものがあるのでそこで何かが…?)

新聞紙が一枚、また一枚と離れ離れになっていっているのを見る私は、周りを通っていく無関心の通行人の対義語として掲示されるくらい、カルガモの親子の命懸けの移動を見ている気分だったのだ。草木に引っかかり生き延びている紙もいれば、結構離れた向こう側の歩道までいっている紙も、

塾までは10分ほどかかるのだが、塾の目の前まで来ている紙もいた。

だが、現場からそう遠くない場所でそれは起こった…!新聞紙が突然飛び出した!!目があってもなくてもわかったはず…!そこは多くの車が狂ったように行き交う「道路」だ…!!!!!!!待つんだぁっ!!!!!

だが、自分の潔癖が出て、救うことは出来なかった。新聞紙は瞬きする間もなく、車に轢かれてしまったのだ…!!!

私は、風に新聞紙を安全な場所へ連れていったもらおうと頼み、塾へ勉強しにいった。

帰りの時、あんなにいた新聞紙が、片手で数えられるまで減っていたが、生き残った新聞紙は、約束通り安全な場所で突っかかっていた…。

@saku2
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