これは2025年mstdn.maud.ioアドカレの12月9日分の記事です。昨日12月8日分の記事は、ponkotuyさんの「Best機材2025」です。
さて、皆さんこんばんは。上原桜子と申します。アドカレのリンクからたどり着いた方のうち99%の方は私のことを知らないと思いますが、去年も末代鯖アドカレに自己紹介の記事を投稿しておりますので、リンクを貼っておきます。
自己紹介と今年の振り返り|上原桜子(男)@本千葉ァ!頬張らないァ!
自己紹介のリンクを貼ったので、ここでは自己紹介をせずに早速記事に入ります。ですので、「お前誰だよ」という方はぜひ去年の記事をお読みいただいてから今年の記事を読み進めていただければと思います。去年の記事を読んでいただいた方には私から多大なる感謝のお気持ちを差し上げます。そんなお気持ちいらないってか。
本題に入る前に、今年のことを若干振り返りたいと思います。今年も駅訪問とスポーツ観戦に走り回った1年だったなぁという感じでした。
1月は明知鉄道、西武とこっと周遊きっぷ、湘南モノレール、箱根登山電車・ケーブルでたくさん駅訪問。2月はユーカリが丘線、千葉都市モノレール、鶴見線・南武支線で近場の駅訪問。3月は駅訪問してなくて、ヤマハスタアウェイ遠征だけ。4月も駅訪問してなくて、長野Uスタ・相模原ギオンスアウェイ遠征だけ。5月は連休に長良川鉄道全駅を訪問する大きなミッションを完遂。6月は三岐鉄道硬券買い回りと東葉高速鉄道の駅訪問と富山県総アウェイ遠征(ついでに北陸新幹線延伸区間駅訪問)。7月はNDスタアウェイ遠征(ついでにフラワー長井線駅訪問)と大船渡線駅訪問。8月はつくばエクスプレスと弘南鉄道大鰐線駅訪問と、NACK5スタ・相模原ギオンス・ユアスタ・浦和駒場アウェイ遠征。9月は近江鉄道硬券買い回り1回目と長野Uスタ・味フィ西アウェイ遠征。10月はヨドコウ桜・AGFスタアウェイ遠征と千葉県内主要駅入場券買い回り。11月は近江鉄道硬券買い回り2回目と、ビッグスワン・ユアスタアウェイ遠征と皇后杯鈴鹿遠征。
印象に残ってるのは5月の連休に行った長良川鉄道全駅訪問とお盆に行った弘南鉄道大鰐線全駅訪問でしょうかね。
長良川鉄道は観光地として知られる郡上八幡を通る路線ですが、その郡上八幡から先の末端区間の利用客が本当に少なくて、今年の秋に減便改正されてしまいました。私は減便される前に行ったので、そんなに苦労することなく全駅行けましたが、それでも38駅回るのに3日間かかりました。大型連休中で、かつ宿泊費が高騰している中でしたが、末端にある美濃白鳥駅から歩いて10分ほどのところにある旅館でお安く2泊して3日間で回りました。なかなかインパクトある主人と奥様が管理されていて、半年たった今も鮮明に覚えています。

↑美濃白鳥駅から歩いて10分ほどのところにある旅館「さ新」です。変な名前だなぁと思いながら予約しましたが、どうも主人の苗字と名前から1文字ずつ取って付けたっぽい。

↑長良川鉄道の終点である北濃駅です。線内で一番気に入った駅でした。人がいないうちに撮りたいと思って始発で降りましたが、次に来るときは日中に来て駅にある食堂で食べていきたいなぁと思ってます。
弘南鉄道大鰐線も利用客が少なく、2028年春で運行を休止することが決まっています。お盆のクソ暑い時期に全駅回りましたが、できれば雪が積もってる時期にも全駅行きたいなぁとも思っています。

↑大鰐線の7000系です。だいぶ昔に東急からやってきて長いこと走ってます。古すぎて、優先席には「シルバーシート」というステッカーが貼られてます。シルバーシートって言葉を知ってるのも結構上の世代だけになるんでしょうかね。
そういえば、今年は保田駅にも行きましたね。「やすだ駅」じゃなくて「ほた駅」です。末代鯖民は年に1回必ず行きましょう。おじさんとの約束です。




前置きが長くなりすぎましたが、本題に入りましょう。私はサッカーの話をしたかったのであって、鉄道の話をしたかったわけではない。
去年のアドカレの記事をお読みいただいた方はお分かりかと思いますが、私は千葉に住んでいるので、ジェフ千葉とジェフ千葉のレディースチームを熱烈に応援しております。レディースチームの方は、今年の試合で現地観戦しなかったのは1試合だけで、残りの試合はアウェイも含めて全て現地観戦してきました。

↑11月3日にジェフの本拠地フクダ電子アリーナで行われた試合後の様子。この日は4-1で勝利して、サポーターと一緒に勝利の喜びを分かち合いました。この画像のどっかに私がいます。
女子サッカーというのはJリーグの試合とは本当に全く異なるものではあるのですが、私としては見ていてとても面白くて楽しいので、スポーツ観戦をしたことない人や、男子サッカーしか見ない人にもおすすめしたいなぁと思ったので、今回記事にしました。
まず、日本国内の女子サッカーって言われてどんなリーグがあってどんなチームがあるか言える人って相当少ないと思ってます。そこから説明すると、日本には女子サッカーのプロリーグとしてWEリーグっていうのがあります。これが国内最高峰のリーグですね。レッズとかヴェルディとかサンフレとかJリーグだと知名度高めのチームにレディースチームがあって、そういったチームなどがWEリーグに参戦してます。アマチュアリーグとして最高峰なのがなでしこリーグで、今は1部・2部の2カテゴリ制になってます。WE・なでしこ1部・なでしこ2部を合わせて36チーム。北は仙台、南は宮崎まで全国各地にチームがあり、その下のカテゴリまで合わせれば全都道府県に女子サッカーチームはちゃんと存在しているのです。
さて、そんな身近にもちゃんとある女子サッカーをみなさんにおすすめする理由として3つあります。
まず1つ目。ファールが少なく、とてもクリーンで、スムースに試合が進むところ。これは男子サッカーと決定的に違うところです。これは数字にも表れます。

小さくて申し訳ないですが、、、ズームして見てください。本当にすいません。。この画像は今年のJ1リーグの反則ポイントの表です。反則ポイントとは何ぞやという話ですが、細かいことを抜きにして説明すると、試合中にイエローカードをもらうごとに1点、レッドカードをもらうと3点加算され、逆に試合中にカードを1枚ももらわなかった場合は-3点加算して計算されるのが反則ポイントです。要は反則ポイントが大きいとカードもらいまくってるチームってことですね。ヴィッセルは反則ポイントがマイナスですが、それ以外のチームはみんなプラスです。

次にWEリーグの反則ポイントの表です。何と全チームマイナス。22試合を戦って大半のチームがイエローカードを1ケタ枚しかもらっていないのです。女子サッカーってとってもクリーン。サッカー観戦と言うと、スライディングで相手をなぎ倒して痛そうだとか、気に入らないプレーに対して変な叫び声をあげているサポーターがいてどうも気が進まないという人が結構いるのですが、女子サッカーに関してはそんな心配いらないです。ファールで止まることなくスムースに進み、試合後もストレスなく帰れます。まあひいきのチームが負けたら悲しいでしょうけれども。。
2つ目はチケットの安さ。プロのWEリーグでもチケットは2,000円前後です。野球とかJリーグに比べたら破格です。これでも高いというのであればなでしこリーグを見ましょう。2部だと無料で見れたりします。この値段でメインスタンドの立派な椅子に座って試合を見られるのはほんとお得。

ここでさっき出したフクダ電子アリーナの試合の画像をもう1回見てみましょう。客席スカスカですよね。右側なんか人が入ってないですよね。この試合の観客数、何人くらいだと思います?J1リーグだと1万人は普通に入りますが、この試合はプロの試合だというのに1,600人でした。なでしこリーグだと1,000人いかない試合がザラです。お安いチケットで立派な椅子でスカスカな客席でゆったり・ゆっくり・じっくり観戦できます。ほんと楽しいよ。
3つ目は選手との距離感の近さ。これだけ客が少ないと、選手って意外と客のこと覚えてくれてたりします。連続で試合を見に行ったり、公開練習を見に行ったりすると、すぐに選手は覚えてくれます。女子スポーツ選手ってみんなゴツい印象を持っていたりするんですが、実際近くで見ると普通の女の子なんですよ。ほんとに。こういうの1回分かっちゃうと、アイドルの推し活みたいになっちゃう人もいるくらいなので、みんなぜひ試合見に来てください。
じゃあ最後にWEリーグ12チームを注目選手1名とともに紹介して終わりにしましょうか。
①最北端に位置するマイナビ仙台レディース。注目はエースストライカーとして最前線に君臨する矢形選手。
矢形 海優 マイナビ仙台 選手情報 | WEリーグ | Women Empowerment League
②埼玉県に3つあるWEリーグチームの1つ、ちふれASエルフェン埼玉。注目は45歳を超えてもまだ活躍の機会をうかがう女性版ボンバー、荒川選手。
荒川 恵理子 ちふれASエルフェン埼玉 選手情報 | WEリーグ | Women Empowerment League
③男子とともにレッドブル配下となってチーム名も新たに始動したRB大宮アルディージャWOMEN。注目は可愛いビジュアルで他チームファンからも人気のある中盤の要、仲田選手。
仲田 歩夢 RB大宮アルディージャWOMEN 選手情報 | WEリーグ | Women Empowerment League
④WEリーグトップ3に君臨する三菱重工浦和レッズレディース。注目は3列目にいながら物凄い嗅覚でゴールも量産する伊藤選手。
伊藤 美紀 三菱重工浦和レッズレディース 選手情報 | WEリーグ | Women Empowerment League
⑤我らがジェフユナイテッド市原・千葉レディース。注目は左サイドからチャンスメイク・得点を演出する山口選手。
山口 千尋 ジェフ千葉レディース 選手情報 | WEリーグ | Women Empowerment League
⑥今も昔もなでしこジャパンメンバーを輩出し続ける名門、日テレ・東京ヴェルディベレーザ。注目は長谷川唯の14番を名実ともに受け継ぐ中盤の要、眞城選手。
眞城 美春 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 選手情報 | WEリーグ | Women Empowerment League
⑦神奈川県で唯一WEリーグ参入を果たすことができたノジマステラ神奈川相模原。注目はWEリーグ発足時からフル出場を続ける最終ラインの鉄人、大賀選手。
大賀 理紗子 ノジマステラ神奈川相模原 選手情報 | WEリーグ | Women Empowerment League
⑧男子とともに長野Uスタジアムという素晴らしいスタジアムで選手たちが躍動するAC長野パルセイロ・レディース。注目はインスタでも人気を集める中盤の要、三谷選手。
三谷 沙也加 AC長野パルセイロ・レディース 選手情報 | WEリーグ | Women Empowerment League
⑨カップ戦では異次元の強さを誇る一発勝負に強いアルビレックス新潟レディース。注目は新発田のアイドルこと滝川選手。
滝川 結女 アルビレックス新潟レディース 選手情報 | WEリーグ | Women Empowerment League
⑩ユース上がりの若い戦力で頑張るセレッソ大阪ヤンマーレディース。注目は的確なチャンスメイクを武器としながら自ら得点も決める真の10番、脇阪選手。
脇阪 麗奈 セレッソ大阪ヤンマーレディース 選手情報 | WEリーグ | Women Empowerment League
⑪WEリーグ発足前から選手とプロ契約を結んでサッカーに専念できる環境を作っていたINAC神戸レオネッサ。注目は今シーズン移籍してから得点能力が大きく開花した吉田選手。
吉田 莉胡 INAC神戸レオネッサ 選手情報 | WEリーグ | Women Empowerment League
⑫最後はWEリーグ最西端に位置し、男子とともに新スタジアムという素晴らしい環境で試合を開催するサンフレッチェ広島レジーナ。注目はなでしこジャパンに何度も選ばれる女性版三笘と言われる中嶋選手。
中嶋 淑乃 サンフレッチェ広島レジーナ 選手情報 | WEリーグ | Women Empowerment League
何も女子サッカーチームはこの12チームだけではありません。最初に言った通り、なでしこリーグやチャレンジリーグなど、たくさんの女子サッカーチームがみなさんの近くで試合をしているかもしれません。この記事で少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです。
明日のmstdn.maud.ioアドカレは、MeruさんのClaude と一緒に DevContainer に Node.js を収監させる記事です。お楽しみに!