2023-24WEリーグの途中でジェフレディースのエース・千葉玲海菜がドイツに移籍することになりました。思ってることをちょっと書きます。
玲海菜は福島県いわき市出身。私は福島県相馬市出身なので、玲海菜が筑波大にいながら特別指定でジェフに入ることが決まった時はかなりうれしかったのを覚えています。大学卒業後、正式にジェフレディースの選手となった21-22シーズンでは、出場10試合ながら6得点をマークして、福島からこんな立派な女子プロサッカー選手が誕生したのがうれしかったのと同時に、とても心強くもありました。
そのあと大ケガをして長いリハビリを経て復帰して即ゴールを決めたのはまだ記憶に新しいところですが、個人的にはあれがなかったらW杯のメンバーに選ばれてなかったんじゃないかなぁと思うくらい強烈な印象を残すゴールでした。
そんな中で迎えた今シーズン。攻撃時のフォーメーションが4-3-3になったせいか、CFではなくRWGとして出場する機会が大半となりましたが、個人的にはこのポジションの方が玲海菜の特性を生かせるんじゃないかなぁと思って非常に期待していました。シーズン初ゴールが少し遅くはなりましたが、それは序盤でチームが新しいことに挑戦している過程だったせいであって、初ゴール後は波に乗ってゴールを量産してくれるだろうと思っていました。
そんな中でのドイツ移籍のリリース。正直ジェフレディースの終わりかと思うくらいショックでした。ショックの中で、玲海菜を送り出すための第7節を市原臨海競技場で現地観戦していましたが、玲海菜と同じRWGのポジションを任された怜奈がとても気を吐いていたなぁという印象でした。彼女は千葉出身ですが、高校時代はJFAアカデミー福島に所属していた福島に縁のある選手。きっと玲海菜に追いつくためにRWGのポジションを必死でやってくれるだろうと期待を抱くと同時に、これなら玲海菜がドイツに行っても大丈夫だろう、という気持ちになりました。
壮行会で、マイクの前に立つ前から号泣していた玲海菜を見て、本当にジェフレディースが好きだったんだなぁと思ったし、ドイツで頑張って100倍強くなって日本代表で活躍してくれと念じました。そして、ジェフレディースは終わらん。終わるなんて思って申し訳ないって思いました。
紗良が繰り返し言ってたけど。ドイツでもがんば玲海菜!