今日は久々に、バスではなくお昼前に起きて、そのままおにぎりを持って新幹線に飛び乗り、渋谷まで来た。
すると、渋谷の人混みや雰囲気も田舎ベースとしてみることができた。
(なんだか視力も良くなっていたように思う)
そう思うと、"今日"どこから来たのか?ということが非常に自分の雰囲気、感情に大きく作用しているように思う。
「コーヒー屋に入るまでの」動線と同じだ。
今日どこからどんな気分で来たのか、で印象というものはめちゃくちゃ変わるということであり、
それは商品設計にも重要だ。
どこで知ったのか?どこで手に入れたのか?どこで使うのか?
この感覚的なものは、失いやすく、すぐにあいまいになって消えてしまう。
だからこそ、書き残そうとしているのだが、これは輪郭を認識し続けるのがすごく難しいなと思う。
これはものづくりにも活かしたい。
ときにはいろんなものを触れて、使って見て、自分のプロダクトを俯瞰しながければならない。
その「リセット」を自分の中にもてるかどうか。
滋賀に滞在する、という期間があるかどうか。
しかも、1週間ほど必要だ。
そのとき、自分はなじんでいき、溶け合っていく。
そして都会、渋谷の輪郭を知覚できるようになるのである。
旅でいうと、国の違い、入り方のルート。その前に誰にあっていたのか。そんなことでも規定されてしまう。
出会い方。自分のできる最大限のリセットを毎回しなければ、いけない側面もあるかもしれない。