人の体験として、質の良いものが成長を促す、ということが多々あると思う。
僕の体験値としては、1年をかけた放浪もあるが、カメラがわかりやすく成長させてくれたな、と思う。
具体的には景色の見え方、光の追いかたがアップデートされたと思う。
「あ、良い光加減だな」と思うようになった。撮りたい、と思う感覚だろうか。
GR3xを通してみる景色
GRを手にしてから、全然光の見え方というか捉え方が変化したと思う。
もっと細かく見えるようになった感覚だ。
実際にGRほどのセンサーがあると光のグラデーションや見えたまま写せるようになる。
これはiPhone 13miniでは起こらなかったことで、画角や形はよく撮れていたが、グラデーションと光の入り方はここまで撮れていなったと思う。(やりようはあったのかもしれないが)
スナップシューターとしても人の動きや表情、形や角度など、さっと撮れるのは影響が大きくて、カメラマンとして成長があったと感じられる
操作や機能、システムも知れた
シャッタースピードやF値、isoについてなども使っているとどんどん知れるようになった。
簡単に撮るだけでいいと思っていたものの、知れば知るほどにどんどん身に付くようになる。
これは良いカメラだからこそ、そのチューニングしがいがあるというか、
きちんと反映されるからだと思う。
カメラだけではない。人生のホンモノとの邂逅は成長させてくれる
僕は「ホンモノとの出会いが成長を招く」と思っている。
圧倒的な体験。それは自分たちのナニかをアップデートして、経験として残る。
それは、とても大切なことなのだと思う。
お金や時間というリソースを調整してでも、質の良さは求めるべきシーンはあるのだ。