日記:2025年5月10日*久々読書ノート制作*マダボ軽考察

津崎
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公開:2025/5/10

雨。午前中は内科へ行く。貧血は完全には治らず……また数か月後の採血となった。

ぼんやりとしながら手帳をいじる。A5のシステム手帳は持っているけどそこまで使わない。なぜならA5サイズなら、システム手帳ではなくてもバインダーが豊富にあるからだ。

が、改めてPLOTTERのA5を触ってみたらとても良い。また使いたいなと思い、とりあえず『異邦人は君ヶ代丸に乗って』の読書ノートを作る。なぜ済州島民が日本にやって来たのか、を改めて整理することができて嬉しかった。読み流しただけではぼんやりとしたままだったので。

『マーダーボット・ダイアリー』のFAの絵を描いた。

マダボ世界は人間の多くは肌色が「茶色」と言及されている。日本語版表紙はともかく、筆者がある程度は関わっているであろうドラマ版でもマーダーボットは「茶色」の肌ではない。この点はあまり驚きはなかったというか、マーダーボットは人種……もとい「人間的な見た目」でも外者(そともの)なのかもと思っていたのでむしろ納得があった。

グラシンはマーダーボットに首を絞められて「顔が赤くなっている」。そして彼はプリザベーション連合の「後発組」(おそらく移民に該当するもの)だ。肌の色の暗いプリザベーション連合の面々と人種が違う可能性がある。

ぼんやり考えているのは、マーダーボットがグラシンを嫌いなのは名前を暴露されたことでも、警戒されているからでもなく(むしろ警備ユニットにとって警戒という行為は、対人技法の基本ではないだろうか)、同族嫌悪なんじゃないかということ。また「無力で守るべき人間たち」の中にいる、強化人間という技術力も気に食わないだろう。そして1人と1機は外者である。

グラシンのポジションはマーダーボットと呼応していて、彼らは似ているけれど、だからこそ唯一絶対に違う一点が鮮やかとなる。つまりマーダーボットは人間ではない、ということ。それがいかなることをマーダーボットに招いていて、招いていないのかということ。

それが物語で暗示されている気がしていて、だとしたら両者は首を絞めれば赤くなる肌の色をしている、ような予感がする。なんとなく。ここまで根拠はない。全部が全部空想である。(ご清聴ありがとうございました。)

@samishira
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