昨日今日と2日かけてアプリで漫画を一気読みして、続きを買うか迷ったけど最近漫画を買ってばかりなのでやめた。どこにも行けない閉塞感だけが残った。身体は鉛のように重く、頭はうまく働かず、最低限の食事だけ摂って、あとはずっとスマホに張り付いて、1日が終わった。返信できていなかったLINEを少しだけ返した。LINE以外はもう何日も放置している。
物語は良くも悪くもクスリのようなもので、私はこれに依存して生きている。
ただ、文章を読むのがつらいので本は読めないし、オーディブルも試してみたけど、あれはあれでかなり疲れるので早々にやめた。疲れているときは相手が言っていることがよくわからなくなったりするので、それの延長線上だろうな、と思う。映像作品は、疲れ切っている時はショート動画すら辛い。
それでも現実逃避の仕方を、私は漫画くらいしか知らない。あるいはゲーム。ゲームも頭を使うものは疲れるので、ほぼ作業ゲーしかできない。
あるいは、睡眠。疲れているのだから寝て過ごすのが一番な気もするけど、寝つきが悪いし、寝ようと思うと大抵眠れない。
逃げ場がない、というのはうっすらずっと頭にある感覚。主に人生の詰んでる感に対してだと思うけど、たぶん家庭環境とか、閉塞感のある郊外の街とか、そういうものにも関係している。そもそも私の人生が詰んだのは家庭のせいだ。
なんなら自分自身からも逃げたい。私じゃない誰かになりたい、って、本当はずっと思っていて、でも「ほかの誰でもない私」を好んでくれる人たちがいることもわかっている。
中途半端にそういうのを感じてしまっているので、「死にたい」も自分で「そんなこと思っちゃダメ」って思ってしまうし、いっそ、「死んだほうがいい」と何の疑いもなく思っていたときの方が楽だったような気さえしてくる。ないものねだりなんだろうけど。
とりあえず、しばらくまたここ逃げ場にしておこう。誰にも読まれなくてもいい。どうでもいい。
むしろ、誰も声を掛けないでいてくれ。
孤独な秘密基地にさせてくれ。